酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

車窓からも見える、白く巨大で荘厳な「大船観音」へ行ってみた

JR東海道線に乗っていると、大船駅付近で突然現れる巨大な白い観音様をご存知ですか?。これは『大船観音』と言います。

 

電車の中からは何度も眺めたことがあったのですが、今まで実際に観音様の近くまでは行ったことがありませんでした。ずっと気にはなっていたんですよね。

 

 いつか一度は行ってみたいとなんとなく思っていたんですが、先日(ちょっと前です)突然思い立ち、念願の大船観音へ行ってきました。

 

 

 

今日は日本酒も猫も横浜も、全く関係のない話です。スマホに写真が残っていたので、せっかくだからと思い書いています。

 

 

 

車窓に突然現れる巨大な白い『大船観音』 

JR線に乗って大船駅あたりに近付くと、車窓には突然、巨大で美しい白い観音様が現れます。昔はそれがなんなのか知らなくてずっと気になっていたのですが、その観音様は「大船観音寺」というお寺さんの中にありました。

 

JR大船駅の西口から歩いて5分くらい。

 

ちゃんと「西口」から出てくださいね。私はどの出口から出るのか把握していなくて、でも駅のそばにあるからなんとかなるだろうと思い適当な出口から出たら、駅の周りを結構歩くことになってしまいました。ちゃんと「西口」へ行ってください。

 

駅からは道案内の看板的なものがあった気がします、、、よく覚えてません。川を渡って、その後は道に迷うことなくスムーズにお寺さんまで行けました。たぶん、、、心配はないでしょう。

 

大船観音寺は小高い山の上にあって、軽く山道を登ります。山道を登った先にお寺さんの入り口がありました。参拝料は大人300円でした。

 

 

美しく荘厳な観音様

お寺さんの入り口を入り、右手へ歩いて行きます。すると見晴らしの開けた場所となり、左手側に長い階段がありました。

 

その階段を登っていくと、、、

 

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お美しいお顔が見えてきました。

 

そのまま階段を登っていくと、芝生の広場の向こうに観音様がいらっしゃいました。

 

 

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白いお姿が青空の下で輝いていらっしゃって、荘厳な雰囲気でした。

とてもお綺麗でした。

 

観音様の後ろに回ると、胎内に入ることもできます。こちらも落ち着いていて良かったです。

 

ただ私はなんか勘違いしていて観音様の上にも登れるんだとばかり思っていたのですが(自由の女神のように)、上に登ることはできませんでした。

 

 

 

近くに住んでいたら、朝のお散歩で観音様に会いに行くっていうのもなかなかいいなと思いました。

 

 

 

ところで、、、東海道新幹線に乗っていると、小田原駅と新横浜駅の間に白い観音様のようなものが見えませんか。

 

私はそれが大船観音だとずっと思っていたのですが、今回ちょっと調べたところちょっとわからなくなりました。東海道線からは大船観音が見えるという話はたくさん出ているんですが、新幹線から見えるという話はほぼないんです。

 

最近は東海道新幹線に乗っていないため、もしかすると昔とは見える景色が変わってきているんでしょうか(高い建物が建ったなど)。

 

最近東海道新幹線に乗っている方、新幹線から観音様が見えるかどうか、教えてください。

 

 

思わずラベル買い!『聖EVOKE  純米吟醸 山田錦50』by 聖酒造 (群馬県)

以前からずっと気になっていた、キリンビールの工場見学。

 

ずっと昔に「面白いから行ってみると良いよ」と勧められ、でもまだ行ったことのままでした。

 

たぶん、、、昔はビールの試飲、し放題だったらしいですね。勧めてくれた人は工場の近くに住んでいる方で、遠くに住んでいる知り合いが遊びに来た時にはとりあえず工場見学に行き、いろいろと飲んで楽しんでくると言っていました。

 

 

今年の夏、どこかの日本酒の酒蔵見学へ行こうと計画していたのですが、我が家からだとどこの酒蔵もちょっと遠い、、、早めに家を出て遊びに行こうかとかいろいろ考えていたんですが、そう言えばキリンビールの工場見学があった〜!と思い出したんです。

 

キリンビールなら、我が家からもそう遠くはありません。と言うか日本酒の酒蔵見学へ行くことを考えれば、すぐ近所とも言える距離です。

 

で、、、今、キリンさんのサイトで確認したところ、なんとか予約が間に合いました!近々、キリンビールの工場見学へ行って来ます!!

 

最近は試飲のビールは3杯までって決まっているみたいですが、ビール1杯で十分気分良くなれるので問題ありません^^(1杯って、どのサイズだろう?)

 

行ってきたら、またここで報告しますね。

 

というわけで、、、

今日は聖酒造株式会社さんの『聖EVOKE』の紹介です。

 

 

『聖EVOKE  純米吟醸 山田錦50』by 聖酒造 (群馬県)

 まずコレ、ラベルがかっこいいんです!

『聖(ひじり)EVOKE(イヴォーク)』って名前もいいし。

酒屋さんで見かけて他のお酒とも迷ったんですが、ラベルでコレに決めました。

 

 

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 瓶とラベルが同系色過ぎて、写真ではかっこよさが分かりにくかったかもしれないです。

 

他の、フツーのラベルの日本酒と一緒に並んでいたら、目立つのも分かりますよね?

まぁ、他の日本酒もおしゃれなデザインの増えてると思いますが。。。

 

裏はこんな感じになります。

 

 

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『聖EVOKE  純米吟醸 山田錦50』

種類:純米吟醸酒

原料米:兵庫県産 山田錦100%

精米歩合:50%

使用酵母:901

日本酒度:-2

酸度:1.8

アルコール度数:16度以上17度未満

 

聖酒造株式会社

所在地:群馬県渋川市(製造場の所在地)

創業:1841年(天保12年)

サイト:伝統と技の酒蔵【聖酒造株式会社】

 

 

お味は、、、

グラスに入れてまず香りをかぐと、とても良い香りです。

口に含むと甘みがあり、そして心地良い酸味に包まれます。

ラベルのイメージにも似た、クールで爽やかなお酒でした。

 

ラベルには”EVOKE”の発音と言葉の意味も書かれています。(上の写真を見てください)

そして実際に飲んでみると、その言葉の通りに喚起させられ、何かに目覚めさせられるような日本酒でした。

って、ホントかな?

ただの私の感想なので、そのつもりで読んでください。

けど、美味しくて好きだなって思ったのは本当です。

 

どこかの酒屋さんのサイトには「開栓後しばらくすると、さらに味わいが調和してしっかりした五味を楽しめる」と書かれていました。

私自身は次の日より、開栓した直後の酸の感じが好きでした。

 

 

 

 

 

 

聖酒造には他にも「INDIGO」「HIZIRIZM」などがあり

聖酒造さんは群馬県のほぼ中央、赤城山の西南麓にあるそうです。

 

群馬県と言えば上州名物「からっ風」が有名。冬の寒さはかなり厳しいようですが、そのおかげで酒造りに向いた清浄な空気の恩恵を受けているとのこと。蛍が舞い沢蟹が遊ぶ、豊かな自然に恵まれた環境に蔵を構えているとのことでした。

 

以前は南部杜氏が酒造りをしていましたが、現在は七代目蔵元が杜氏となり社員のみで酒造りを行なっています。

 

「聖」には「EVOKE」以外にも「INDIGO」「HIZIRIZM」など、日本酒ぽくない名前の日本酒がいくつかあるようです。こっちも気になりますね。もちろんラベルのデザインはかっこいいです。

 

聖酒造さんには「聖」以外にも「関東の華」という日本酒があります。他にも焼酎や梅酒も造っています。

 

「関東の華」も人気銘柄らしいんですが、まずは「INDIGO」「HIZIRIZM」あたりを飲んでみたいですね。

 

 

 

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日本酒のラベルに書かれた「精米歩合」、知っておくと役に立つかも

たまに日本酒を飲む方なら、瓶のラベルに「精米歩合」と書かれているのを目にしたことがあるでしょう。

 

今更「精米歩合」の説明なんて必要ないという方も多いかと思いますが、これから日本酒も飲んでみようかなという方にとっては、コレ、謎のワードじゃないですか。(私は日本酒を飲み始めた頃、この言葉の意味がよくわかってませんでした。)

 

そして初心者さんにとっては、この「精米歩合」の意味を理解するだけでだいぶ日本酒の世界が広がるんじゃないかと思います。

 

今日は「精米歩合」という言葉について、そしてなぜお米を磨く必要があるのかなど書いていきましょう。

 

「精米歩合」とは、どれだけお米を磨いたか

「精米歩合(せいまいぶあい)」とは、簡単に言ってしまえが「日本酒を造るために、どれだけ原料の玄米を磨いたか」という数値です。

 

日本酒はお米から造られますが、その作業工程の一番最初は、まず玄米を精米することです。食事用のお米も玄米を精米して白米にしてから使いますが、お酒を造るときにも同じことです。

 

そして日本酒の世界では、精米することを「お米を磨く」と言います。

この言葉、なんか好きなんですよね。

 

精米歩合とは、原料の玄米の重さに対しての磨いた後の白米の重さの割合です。

一応、計算式としては、、、

 

精米後の白米の重さ ✖️  100 = 精米歩合(%)

  玄米の重さ

となります。

 

つまり「精米歩合60%」と書いてあるお酒の場合には、「玄米の外側の部分を40%磨いて、残った60%の白米を使って造った日本酒」ということです。

 

精米歩合の数値が小さくなるほど磨かれる部分は多くなり、残った白米の量は少なくなります。大吟醸酒なんて精米歩合が30%台のことがよくあります。その場合、玄米の70%近くは削り取られてしまっているわけです。

 

なんかもったいない、、、と、つい思ってしまいますが。。。大吟醸酒が高価なのも納得できますよね。あ、削り取られた糠などはその後飼料になったりして、再利用されているそうです。

 

「大吟醸酒」「吟醸酒」などと名乗るためには、精米歩合の規定もあります。「大吟醸酒」は精米歩合50%以下、「吟醸酒」は60%以下でなくてはいけません。「本醸造酒」は70%以下と決められています。

 

これら特定名称酒の定義についてはコチラに書いたことがあります。

特定名称酒と普通酒。。。その違いとは? - 酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

 良かったら覗いてください。

 

 

普段、普通に食事で食べているお米は、精米歩合90-95%くらいです。この数値と日本酒造りに使われるお米とを比べると、日本酒を造る際にはかなりお米を磨いていることがよくわかります。

 

酒蔵見学に行ったりすると、磨いたお米を見せていただくことがあります。白くて、お米の形はしていない丸っこいモノで、それだけ見たらお米とは気づかないかもしれません。

 

一般的にはこの「精米歩合」という言葉が使われますが、一部の日本酒では「精白率」と書かれていることもあります。精白率とは、玄米を磨いて削り取った外側の部分の割合です。精白率40%となっている場合には精米歩合60%と同じ意味になります。

 

 

 

なぜお米を磨くのか?

食事用のお米に比べると、日本酒を造るときにはずいぶんたくさん磨きますよね。どうしてこんなにも磨くのでしょうか。

 

玄米の外側の部分には、たんぱく質や脂質が多く含まれています。このタンパク質や脂質は、日本酒の雑味の原因になるとされているのです。そのため蔵人はお米を磨き、必要のないタンパク質や脂質の部分を削り取ってから仕込みを始めます。

 

たくさん磨いてタンパク質や脂質がより少なくなった方が、雑味の少ないスッキリとしたお酒になります。逆に複雑な旨味のあるお酒にするために、磨き過ぎないようにすることもあります。

 

またお米に含まれる脂質は、フルーティで華やかな香りの成分を抑えます。脂質が多く残ったお米で仕込むとフルーティーで華やかな香りは出にくく、米本来の香りのお酒になります。脂質が少なくなるほど、華やかな香りのお酒になります。

 

つまり精米歩合の低いより磨いたお米で仕込むと、華やかな香りで雑味の少ないスッキリとした味わいのお酒になります。逆に精米歩合の高いあまり磨いていないお米で仕込むと、米本来の香りが感じられる複雑で豊かな味わいのお酒になります。

  

蔵人はどんなタイプのお酒を造りたいかを思い浮かべ、その目標の酒質にするために精米歩合を調節したりするのです。場合によっては麹用と仕込み用のお米の精米歩合を変えて造ることもあるそうです。 

 

精米歩合の低いお酒の方が金額的には高価になりますが、だからと言って精米歩合が低いお酒の方が高いものよりも必ずしも美味しいお酒だというわけではありません。それぞれのお酒に特徴があって、どんなタイプのお酒が好きなのかは人ぞれぞれなのです。

 

 

精米はゆっくり丁寧に!

精米歩合50%の日本酒とかって、まぁ結構見かけますが、、、玄米を目標とする状態に精米するのも簡単じゃないんです。

 

お米は磨けば磨くほど割れやすくなってしまいます。だから一気に磨くことはできなくて、ゆっくり丁寧に磨いていかないといけないのです。

 

  • 精米歩合70%:約11時間
  • 精米歩合60%:約22時間
  • 精米歩合50%:約45時間
  • 精米歩合40%:約70時間

精米機の性能などによっても違うようですが、50%に磨くだけでも2日近くかかるのです。精米ができて、やっと仕込みが始まります。

 

日本酒造りって、、、大変な作業ですね。

ただし、全ての酒蔵が自家精米をしているというわけではありません。

 

 

 

 

お酒によって精米歩合はいろいろですが、中には8.5%(田中酒造場 亀の甲 寿亀 神韻 ¥10500)や8%(来福 純米大吟醸超精米 ¥11999)というものもあるそうです。

 

そして、、、ついに精米歩合1%というお酒も出ました!(2017年発売)

 

それが楯の川酒造の「純米大吟醸 光明」です。

その価格のなんと、4号瓶で10万円です!!ハァ〜(ため息^^;)

 

精米歩合が1%って、お米のほとんどの部分を削っているってことですよね!?てか、一粒のお米から精米歩合1%のお米が2つか3つとか作れないかな??

 

10万円のお酒、飲みたいかって聞かれたらあえて私はまだいいかも。。。

 

 

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水の硬度がお酒の味を左右する!

昨日は日本酒作りに欠かせない『水』の話を途中までしました。

 

良かったら、昨日のコチラの記事も読んでみてください。

日本酒造りにとっての『水』とは? - 酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

 

で昨日は、硬水として有名な灘の「宮水」も、結局は「軟水」だってことで話が終わってしまいました。今日はその辺りのことを詳しく説明していきますが、、、

 

その前に、仕込んだ水が硬水か軟水かによって出来上がった日本酒の味わいにどんな違いがあるのかについてです。その違いから「男酒」「女酒」というという言葉も生まれました。

 

硬水か軟水か、、、仕込む水で変化する日本酒の味わい

まずここで言う「硬水」「軟水」の定義は、国税庁所定分析法による酒造用水の硬度です。

 

仕込む水のミネラル量の違いによって、出来上がりの日本酒の味わいには違いが出てきます。

 

<硬水で仕込んだ場合>

ミネラルを多く含む硬水をそのまま飲むと、口当たりがやや重くクセがあると感じるかもしれません。

 

ミネラルは麹菌や酵母など日本酒造りに欠かせない微生物たちの栄養源で、ミネラルが多くあることによって、発酵は早く進みやすくなります。そして出来上がった日本酒はしっかりとして力強く、酸が強めでキリッと引き締まった辛口になります。

 

このようなお酒を、その味わいのイメージから「男酒」と呼びます。有名なのは「灘の男酒」でしょう。

 

<軟水で仕込んだ場合>

ミネラルの少ない軟水をそのまま飲んだ場合には、クセがなく柔らかく感じるでしょう。

 

日本酒を軟水で仕込んだ場合、微生物たちの栄養が少ないために発酵はゆっくりと進みます。糖分は少しずつアルコールに変わっていくため、比較的甘口で柔らかい、優しい味わいの日本酒になりやすくなります。

 

このようなお酒を、その味わいのイメージから「女酒」と呼びます。「伏見の女酒」と言う言葉もあります。他に広島のお酒も、軟水で仕込まれた優しい味わいの日本酒です。

 

 

 

歴史的に有名な兵庫県の「灘の宮水」

 

全国的にも有名な硬水は、兵庫県の「灘の宮水」です。兵庫県の灘の辺りは、昔から日本を代表する酒どころの一つとして知られています。

 

灘の酒を造っている地域は「灘五郷(なだごごう)」と呼ばれます。「今津郷・西宮郷・魚崎郷・御影郷・西郷」の5つの地域からなっていて、現在は兵庫県の西宮市と神戸市に分かれています。

 

1834、5年(天保5、6年)ごろのことでした(いくつか説があり)。櫻正宗の六代目蔵元の山邑太左衛門(やまむらたざえもん)は西宮郷と魚崎郷とで酒造りをしていました。

 

ある時、彼は西宮郷で造った酒の方が魚崎郷のものよりも品質が良いことに気がつきます。そこで同じ原料米で、両方の酒蔵の杜氏を交代させて、もう一度酒を造らせてみました。その結果、やはり西宮郷の酒の方が優れているのです。

 

次に西宮郷で使っている井戸水を魚崎郷へ運び、その水で酒を仕込んでみました。すると西宮郷と同じ品質の酒を造ることができたのです。

 

こうして「宮水」の存在が発見されました。最初の頃は、西宮のえびす神社近くの井戸水だったため「西宮の水」と呼ばれていたのですが、やがて略して「宮水」と呼ばれるようになりました。

 

私は神社のそばで湧き出る貴重な水だから「宮水」と名付けられたのだと思っていました。「西宮の水」からの「宮水」だとは思ってもいませんでした。

 

「宮水」の湧き出る場所は西宮の海岸から約1kmほどのところにある井戸です。東西、南北ともに500mくらいの狭い地域で湧き出ている水で、近くで井戸を掘っても宮水の水脈に当たらないということもありました。そこで宮水を売る「水屋」という商売も出てきたそうです。

 

宮水は硬水で、リン酸やカリウムなど発酵を進みやすくしてくれるミネラルが多く含まれます。そして酒にとって有害な鉄はほとんど含みません。

 

そんな水で仕込んだお酒はアルコール度数が高い辛口になり、「男酒」とも呼ばれるようになりました。このお酒は江戸まで船で運んでもその保存に耐えられ、そんなことから「下り酒」としても有名になりました。

 

硬水の宮水で仕込んだ灘の酒に対して、軟水で仕込んだ酒として有名なのが京都の伏見の酒や広島の酒です。これらの地域には優しい味わいのお酒が多いとされ、「女酒」とも呼ばれます。

 

実際、硬度はどれくらい?

では、日本の各地の水の硬度はどのくらいなのでしょうか?

 

いろいろな情報があり微妙にその数値は違っていたのですが、それらの中から正しそうなものをピックアップしてみました。そしてその硬度をドイツ硬度とアメリカ硬度で書き出してみます。

 

日常の中では、ミネラルウォーターなどでアメリカ硬度を見る機会が多いので、その方が比較になりやすいかと思いました。

 

(同じ県内でも、場所によって硬度は全然違ってきます。)

 

 

 

ドイツ硬度

アメリカ硬度

静岡

1

17.8

新潟

3

53.4

伏見

4

71.2

広島西条

4.5

80.1

東京都内水道

5.5

97.9

灘の宮水

6.5

115.7

山形県「山形正宗」

7.1

127

神奈川県「いずみ橋」

7.9

140

フランス「エヴィアン」

16.8

299

フランス「コントレックス」

87

1551

 

WHOの水の硬度の基準では、簡単に言うとアメリカ硬度で120未満は軟水、120以上は硬水とされます。

 

世界の水と比べてみると、日本の水はほとんどが軟水です。多くが軟水という中では、灘の宮水は硬度が高い方でしょう。でもアメリカ硬度で115.7なら、軟水です。(中硬水とされることもあります)

 

ただし 灘の宮水の硬度については、調べる資料によって数値がまちまちでした。ドイツ硬度で8-9くらいと書かれているものもあり、その場合アメリカ硬度で142-160くらいで硬水と言えます。

 

日本の水の中で見ると、宮水はだいぶ硬度が高めの水だと思います。でも世界の「硬水」と言われている水からしたら、それほど硬度が高いわけでもないようです。

 

 

 なお、これらの数値は間違いがないように調べていますが、もしかすると間違っている部分があるかもしれません。なにかおかしい部分があれば、教えてください。

 

 

 

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日本酒飲んで”猫助け”!売上の一部を保護猫活動に寄付できるお酒があった

美味しくお酒を飲んで気持ち良く酔って、そして”猫助け”もできる日本酒をご存知ですか?

 

それが滋賀県の酒屋「酒正」さんが販売している『ねこ酒 猫花見月&萃果猫』という日本酒のセットです。この日本酒セットは酒正さんとネコリパブリックさんとのコラボ商品になります。

 

 

まずは酒正さんについて紹介します。

酒正さんは滋賀県愛知郡にある、家族経営の酒屋さんです。今の社長さんが三代目とのことで、弟さんと力を合わせて、そして社長のお母様や奥様も一緒に頑張っているお店のようです。

 

私も「日本酒」と「猫」で検索をしていてたまたま知ったお店なので実店舗へ伺ったことはないのですが、アットホームな雰囲気のお店かなと思っています。

 

コチラが酒正さんのサイトです。

sakemasa.jp

 

 

 

そしてネコリパブリックさんですが、、、猫好きさんはすでに聞いたことがある名前かもしれませんね。保護猫活動をしている猫カフェさんです。2022年2月22日(猫の日)までに日本の猫の殺処分をゼロにしようと活動をされています。

 

 猫雑貨も扱っている猫カフェさんで、もちろん店員さんは保護猫さんたちです。保護猫さんたちの里親探しも行って、お買い物で集まったお金でもっと猫助けのための活動をするという仕組みを作っている企業さんになります。

 

といかにも知っている風に言っていますが、ネコリパブリックさんのやっている猫カフェには行ったことなく、ネットやその他いろんなところで聞いたことがあるだけです。。。

 

今ネットで見てみると、東京だけでなく岐阜や大阪、広島にもお店があるようですね。

 

ネコリパブリックさんのサイトはコチラです。

www.neco-republic.jp

 

 

 

さて、この二つの企業がコラボして発売した日本酒が『ねこ酒 猫花見月&萃果猫』です。

 

「猫花見酒」と「萃果猫」の2本の日本酒がセットになっていて、この売上の10%がネコリパブリックの保護猫活動に寄付されることになっています。

だから美味しくお酒を飲んで気持ち良く酔って、”猫助け”もできるんです!

 

それぞれのラベルも可愛らしいですし、このお酒の名前にも深い意味が隠されています。そしてもちろん中身のお酒だってこだわっているそうです。

 

お酒の紹介についてはコチラのサイトに詳しく出てます。

ねこ酒/猫酒 苹果猫&猫花見月 2本セット - ネコラベルの日本酒・ワイン専門店「酒正WEBSHOP」

 

あえて私が説明することもないかもですが、、、

「さくら猫」と「りんご猫」のことだけ説明させてください。 この言葉も、猫好きさんなら知ってるかもしれませんが、そうでなければ「なにそれ?どんなネコ?」って感じでしょう。

 

 

 

まず「さくら猫」とは、耳を桜の花びらのようにV字にカットした猫です。

野良猫の中には、たまに耳をカットされている子がいるんですがご存知ですか?あれは虐待されてケガをしているとかっていうワケじゃありません。「この子は避妊or去勢をした野良ちゃんですよ」という証として、耳にV字のカットを入れているのです。

 

このカットの形から、避妊or去勢されて耳にその証がある猫は「さくら猫」と呼ばれています。そして野良ちゃんを捕獲(Trap)し避妊or去勢(Neuter)してリターン(Return)するという活動をTNR活動と言います。

 

野良ちゃんたちを避妊or去勢することで、これ以上悲しい運命をたどる子猫たちを増やさないようにする活動です。さくら猫は一代限りの猫として、その後は地域で見守られつつ生きて行きます。

 

『猫花見月』は「さくら猫」をイメージしたお酒だそうです。「花見」は「さくら」ですよね。

 

 

次に「りんご猫」というのは、、、猫エイズウイルスキャリアの猫たちのことです。

「猫エイズ」は「猫免疫不全ウイルス」が原因で起きる病気です。このウイルスに感染してしまう(キャリアになってしまう)と、そのウイルスを体から追い出すことはできません。

 

もしも体内にいるウイルスが活動を始めて発症してしまうと、大変です。いろいろな症状が出て、ほぼ100%近くが亡くなってしまいます。他の猫に感染させてしまうリスクもあるため、りんご猫たちの里親探しは非常に難しくなります。

 

ただしキャリアになったからと言って、必ずしも症状が出てしまうわけではありません。一生症状が出ることなく、天寿を全うできる子もいます。

 

また勘違いして欲しくないのは、「猫エイズ」は人間には移らないということです。「猫免疫不全ウイルス」は猫が感染してしまうウイルスであって、人間に感染することはありません。

 

少し前から猫エイズの子を「りんご猫」と呼ぶようになったなと思っていたんですが、、、この名称、2014年にネコリパブリックさんが作ったものだそうです。

 

人間のエイズでは、その差別や偏見をなくすために「レッドリボン」という運動が行われています。そこからヒントをもらって、猫エイズウイルスキャリアの猫たちの偏見やマイナスイメージをなくすために「りんご猫」と呼ぶようになったのです。

 

『萃果猫』は「りんご猫」をイメージしたお酒です。「萃果」は中国で「りんご」を表すのだそうです。

 

 

というわけで、今日は日本酒飲んで”猫助け”のお話でした。

 

ただブログを書いてるくせになんですが、、、私はこのお酒、まだ注文したことがありません。。。気にはなっているんですが。。。

送料が結構かかるんですよね。

実店舗が近くにあれば絶対行くけどなぁ〜とか、思っている段階です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

昨日書きかけになっていた日本酒造りの『水』のお話、明日はちゃんと書きますね。

 

 

 

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日本酒造りにとっての『水』とは?

日本酒造りにとって、『水』は非常に重要な存在です。

 

日本酒の原料は「米」「米麹」「水」の3つだけ。これらの原料から造られた日本酒の、その成分の約8割は『水』が占めています。

 

ですから、どんな水を使って仕込むかによってお酒の味は違ってきます。土地によって水質には違いがありますから、それぞれの土地の恵みの水を使って造るお酒の味も土地によって特徴が出てきます。

 

灘の男酒」と「伏見の女酒」という言葉があります。灘と伏見、それぞれの土地で造られるお酒の味わいの特徴には違いがあり、その違いが「男酒」「女酒」という言葉になりました。この違いの原因は使っている水の成分の違いにあります。

 

今日は日本酒造りに欠かせない『水』のお話をしましょう。

 

 

良い水が豊富になくては、お酒造りは始まらない

日本酒の約8割を占める水、、、水が日本酒の味を左右するのも納得ですよね。

 

日本酒を造るための水を言うと「仕込み水」をイメージすると思いますが、日本酒造りに必要な水はそれだけではありません。

 

お米を洗ったり、お米に吸水させるための水も重要ですし、出来上がった原酒のアルコール度数を調節させるためにも水を使います。そして日本酒を入れる瓶を洗ったり、酒造りに使ういろいろな道具を洗うためにも水が必要です。

 

つまり日本酒を造るためには、良質な水が豊富に必要になるのです。

 

良い水が豊富にある土地は美味しい日本酒がある土地ですし、さらに良い水が豊富にあることが日本酒造りに適した土地の条件でもあります。日本酒造りに使われる水のことを「酒造用水」と言います。

 

 

良い「酒造用水」の条件とは?

では、良い「酒造用水」の条件とはどのようなものなのでしょうか?

 

当たり前のことですが、水道水としての条件をクリアしていることは大前提です。水道水としての条件をクリアした上で、さらに厳しい条件をクリアしなくてはいけません。

 

水の中に含まれていると日本酒を造るときに悪影響が出てしまう「有害成分」と、含まれていた方が日本酒を造るのに都合が良い「有効成分」があります。これらが含まれているかいないかは、酒造用水として使うためには重要なポイントになります。

 

酒造用水としての「有害成分」と「有効成分」は次のようなものになります。

 

<有害成分>

・鉄 

・マンガン

鉄やマンガンが含まれる水で造った日本酒は着色しやすく、香味を損なったり酒質が劣化しやすくなります。日本酒造りには鉄やマンガンがなるべく含まれていない水が良く、他に銅なども含まれない方が良いとされます。

 

<有効成分>

・カリウム

・マグネシウム

・リン酸

・クロール

これらの成分は日本酒造りで働く酵母菌などの微生物の栄養となり、発酵が進みやすくなるとされます。そのため、これらが適度に含まれている水が日本酒作りに適しているとされます。

 

 

 

 

硬水か軟水かで、お酒の味は変わってくる

「硬度」とは、水の中に含まれているカルシウムやマグネシウムの濃度を表したものです。硬度の高い水(ミネラルの多い水)を「硬水」、硬度の低い水(ミネラルの少ない水)を「軟水」と言います。

 

硬度の計算方法にはいくつか種類があり、現在の日本では「アメリカ硬度」を使うことが一般的です。コンビニで売っているミネラルウォーターのラベルなど書かれているのはアメリカ硬度です。

 

ちなみにWHOの水の硬度の基準をアメリカ硬度で表すと以下のようになります。

0-60未満  軟水

60-120未満 中硬水

120以上    硬水

(0-120未満を軟水とすることあり)

(0-100未満を軟水、100-300未満を中硬水、300以上を硬水とする基準もあり)

 

 

しかし戦前の日本では「ドイツ硬度」が広く使われていました。その名残りだと思うのですが、日本酒の酒造用水の硬度についてはドイツ硬度で表します。

 

酒造用水の硬度をドイツ硬度で表すと次のようになります。

0-3        軟水

3-6        中軟水

6-8        軽硬水

8-14      中硬水

14-20     硬水

20以上 高硬水

 

(アメリカ硬度はカルシウム、マグネシウムの量を炭酸カルシウムの量に換算して表します。ドイツ硬度ではカルシウム、マグネシウムの量を酸化カルシウムの量に換算して表します。ちなみにドイツ硬度を17.8倍したものがアメリカ硬度になります。)

 

一般的に硬水で仕込んだお酒はしっかりとした味わいになり、軟水で仕込んだお酒は柔らかい味わいになると言われます。

 

硬水で仕込んだお酒の代表は灘のお酒です。兵庫県の灘には、歴史的にも有名な「宮水」という名水があります。この宮水は硬水で、その硬水で仕込んだ灘のお酒はしっかりとしていて力強く、辛口の味わいのため「男酒」と呼ばれるのです。

 

 

 

ただ、ず〜っと気になっていたのは、、、

よく日本の水は「軟水」で、ヨーロッパなどの水は「硬水」だと聞きませんか。

 

日本の水ではミネラルが摂れないから、美容のためにもヨーロッパの硬水のミネラルウォーターを飲みましょう!みたいなブームもありましたよね。

 

日本酒の仕込み水の話をするときに必ず出てくる硬水で有名な「灘の宮水」ですが、 なぜかミネラルウォーターの話には全く出てきません。日本酒の仕込みに使われる水には他にも硬水とされる土地がありますが、そんな話も全然出ません。

 

大体が「ヨーロッパなどの大陸では、地中にしみ込んだ雪や雨水は長い年月をかけて濾過され地中のミネラルを多く含んだ硬水となって湧き出てくる。それに対して日本は、地中にしみ込んでから湧き出るまでに時間が短いため、ミネラルの少ない軟水になる。」という感じの話になっています。

 

どうして日本の水は軟水だと言われるのに、灘の宮水は硬水なのかなぁと不思議だったんです。逆になんでミネラルウォーターの話の中で、日本にもある硬水として名前が出ないのかなと。。。

 

 

その謎の答えが、やっとわかりました。

 

あ、でも、今日は時間ないので、ブログここまでにします。

 

って、結論を引っ張るのもなんなんで、、、

結局、宮水なども「軟水」らしいです。

 

詳しくは明日。。。。

 

 

 

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お昼寝猫

街角での出会い。。。

 

 

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暑くて

 

やる気も出ないにゃ〜

 

 

人間たちは今日も働いてるのかにゃ?

 

 

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こんな暑い日には

 

やりたくない事なんて全部辞めちゃって

 

のんびり過ごすのが一番にゃ

 

 

 

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お昼寝って、

 

気持ちいいにゃ〜

 

 

 

 

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