基本的に、、、お米を日本酒に変えてくれるのは清酒酵母です。それに対してブドウをワインに変えてくれるのはワイン酵母です。
しかし最近、ワイン酵母を使って醸した日本酒っていうのもあるんです。
(ちなみに清酒酵母を使ったワインってのもあるそうです。)
今日はワイン酵母で醸した日本酒を紹介しましょう。
『越後鶴亀 ワイン酵母仕込み純米吟醸酒』
ワイン酵母で仕込んだ日本酒を造っている酒蔵はいくつかありますが、今回私が飲んだのは「越後鶴亀」さんのこの日本酒です。
こんなことも書かれていました。
種類:純米吟醸酒
原料米(麹米):山田錦、五百万石
(掛米):こしいぶき
精米歩合:60%
日本酒度:-32.0
酸度:4.0
アミノ酸度:1.3
アルコール度:13度
価格:1500円くらい
お味は酒蔵のサイトによると「従来の日本酒では出会えない味わい。キリッとした酸味が心地良く、甘い香り、やさしい甘み、爽やかな酸を持ち合わせた今の和食に合う新しい日本酒」とのこと。
私自身の感想としては、、、好きなタイプの甘い香りがして、グラスに入れて一口飲んだ感じは白ワインかと思うような味でした。ただ甘いだけでなくちょうどいい感じの爽やかな酸味もあり、本当に美味しかったです。
以前もワイン酵母のお酒って飲んだことあるんですが、そのときはそれほどの感動はなかったんですよね。あえてまた飲まなくてもいいかなという感じで、、、でも、コレはすごく美味しくて、また買いたい!って思いました。
女子会やるなら持って行きたい!っていう日本酒です。まず、やらないけど、、、
小仕込みにこだわって挑戦を続ける酒蔵、越後鶴亀
このお酒を造っている株式会社越後鶴亀さんは新潟県にある酒蔵です。以前は上原酒造株式会社と言いました。
会社名:株式会社越後鶴亀
代表銘柄:越後鶴亀
創業:1890年(明治23年)
所在地:新潟県新潟市
新潟市の中心部から車で1時間ほど行った、角田山(かくだやま)の山麓の街の中にあるそうです。
株式会社越後鶴亀さんのサイトはこちらになります。
ただこのサイトは最近更新していないようで、、、ココよりもfacebookの方が新しい情報が更新されているようでした。上記のサイトからfacebookへも行けます。
facebook情報によると、、、
ワイン酵母で仕込んだこのお酒のことが、人気のワイン漫画『神の雫』に紹介されているそうです。ますます気になってきませんか?^^
株式会社越後鶴亀さんでは酒造りに対するいろいろなこだわりを大切にしていて、またさまざまな挑戦も続けているそうです。
最高の酒質の日本酒を造り出すために、あえて少量での仕込みにこだわっています。また麹造りにも力を注いでいて、米の特性にこだわった「こうじ箱」を使用した麹造りをしています。
他にも江戸時代に造られていた「諸白」という日本酒を復元をして商品化したりしているようです。また江戸時代後半から昭和初期まで広く生産されていたものの現在は幻となってしまった酒米「白藤」を復元させたりといったこともしています。
さらに日本の地ビール第一号の「エチゴビール」も、越後鶴亀株式会社の前身である上原酒造株式会社が製造し始めたものなのだそうです。(現在はエチゴビール株式会社が製造)
ワイン酵母を使った日本酒も、この酒蔵さんのこだわりと挑戦によって生まれたものです。
といったような堅苦しい話は、この際どうでもいいかもしれません。
とにかくこのワイン酵母で仕込んだ日本酒は美味しかったんです!
特に、、、「日本酒を飲んでみたいけど何を選べばいいのかなぁ?」という女子にオススメしたいですね。
というわけで、ココまで読んでいただきありがとうございました。
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