酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

日本酒飲んで”猫助け”!売上の一部を保護猫活動に寄付できるお酒があった

美味しくお酒を飲んで気持ち良く酔って、そして”猫助け”もできる日本酒をご存知ですか?

 

それが滋賀県の酒屋「酒正」さんが販売している『ねこ酒 猫花見月&萃果猫』という日本酒のセットです。この日本酒セットは酒正さんとネコリパブリックさんとのコラボ商品になります。

 

 

まずは酒正さんについて紹介します。

酒正さんは滋賀県愛知郡にある、家族経営の酒屋さんです。今の社長さんが三代目とのことで、弟さんと力を合わせて、そして社長のお母様や奥様も一緒に頑張っているお店のようです。

 

私も「日本酒」と「猫」で検索をしていてたまたま知ったお店なので実店舗へ伺ったことはないのですが、アットホームな雰囲気のお店かなと思っています。

 

コチラが酒正さんのサイトです。

sakemasa.jp

 

 

 

そしてネコリパブリックさんですが、、、猫好きさんはすでに聞いたことがある名前かもしれませんね。保護猫活動をしている猫カフェさんです。2022年2月22日(猫の日)までに日本の猫の殺処分をゼロにしようと活動をされています。

 

 猫雑貨も扱っている猫カフェさんで、もちろん店員さんは保護猫さんたちです。保護猫さんたちの里親探しも行って、お買い物で集まったお金でもっと猫助けのための活動をするという仕組みを作っている企業さんになります。

 

といかにも知っている風に言っていますが、ネコリパブリックさんのやっている猫カフェには行ったことなく、ネットやその他いろんなところで聞いたことがあるだけです。。。

 

今ネットで見てみると、東京だけでなく岐阜や大阪、広島にもお店があるようですね。

 

ネコリパブリックさんのサイトはコチラです。

www.neco-republic.jp

 

 

 

さて、この二つの企業がコラボして発売した日本酒が『ねこ酒 猫花見月&萃果猫』です。

 

「猫花見酒」と「萃果猫」の2本の日本酒がセットになっていて、この売上の10%がネコリパブリックの保護猫活動に寄付されることになっています。

だから美味しくお酒を飲んで気持ち良く酔って、”猫助け”もできるんです!

 

それぞれのラベルも可愛らしいですし、このお酒の名前にも深い意味が隠されています。そしてもちろん中身のお酒だってこだわっているそうです。

 

お酒の紹介についてはコチラのサイトに詳しく出てます。

ねこ酒/猫酒 苹果猫&猫花見月 2本セット - ネコラベルの日本酒・ワイン専門店「酒正WEBSHOP」

 

あえて私が説明することもないかもですが、、、

「さくら猫」と「りんご猫」のことだけ説明させてください。 この言葉も、猫好きさんなら知ってるかもしれませんが、そうでなければ「なにそれ?どんなネコ?」って感じでしょう。

 

 

 

まず「さくら猫」とは、耳を桜の花びらのようにV字にカットした猫です。

野良猫の中には、たまに耳をカットされている子がいるんですがご存知ですか?あれは虐待されてケガをしているとかっていうワケじゃありません。「この子は避妊or去勢をした野良ちゃんですよ」という証として、耳にV字のカットを入れているのです。

 

このカットの形から、避妊or去勢されて耳にその証がある猫は「さくら猫」と呼ばれています。そして野良ちゃんを捕獲(Trap)し避妊or去勢(Neuter)してリターン(Return)するという活動をTNR活動と言います。

 

野良ちゃんたちを避妊or去勢することで、これ以上悲しい運命をたどる子猫たちを増やさないようにする活動です。さくら猫は一代限りの猫として、その後は地域で見守られつつ生きて行きます。

 

『猫花見月』は「さくら猫」をイメージしたお酒だそうです。「花見」は「さくら」ですよね。

 

 

次に「りんご猫」というのは、、、猫エイズウイルスキャリアの猫たちのことです。

「猫エイズ」は「猫免疫不全ウイルス」が原因で起きる病気です。このウイルスに感染してしまう(キャリアになってしまう)と、そのウイルスを体から追い出すことはできません。

 

もしも体内にいるウイルスが活動を始めて発症してしまうと、大変です。いろいろな症状が出て、ほぼ100%近くが亡くなってしまいます。他の猫に感染させてしまうリスクもあるため、りんご猫たちの里親探しは非常に難しくなります。

 

ただしキャリアになったからと言って、必ずしも症状が出てしまうわけではありません。一生症状が出ることなく、天寿を全うできる子もいます。

 

また勘違いして欲しくないのは、「猫エイズ」は人間には移らないということです。「猫免疫不全ウイルス」は猫が感染してしまうウイルスであって、人間に感染することはありません。

 

少し前から猫エイズの子を「りんご猫」と呼ぶようになったなと思っていたんですが、、、この名称、2014年にネコリパブリックさんが作ったものだそうです。

 

人間のエイズでは、その差別や偏見をなくすために「レッドリボン」という運動が行われています。そこからヒントをもらって、猫エイズウイルスキャリアの猫たちの偏見やマイナスイメージをなくすために「りんご猫」と呼ぶようになったのです。

 

『萃果猫』は「りんご猫」をイメージしたお酒です。「萃果」は中国で「りんご」を表すのだそうです。

 

 

というわけで、今日は日本酒飲んで”猫助け”のお話でした。

 

ただブログを書いてるくせになんですが、、、私はこのお酒、まだ注文したことがありません。。。気にはなっているんですが。。。

送料が結構かかるんですよね。

実店舗が近くにあれば絶対行くけどなぁ〜とか、思っている段階です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

昨日書きかけになっていた日本酒造りの『水』のお話、明日はちゃんと書きますね。

 

 

 

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