酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

真澄【純米吟醸 すずみさけ】白麹と七号酵母で仕込んだ夏の酒 by 宮坂醸造 (長野県)

こんにちは、ばくです。

今日は久しぶりに日本酒の話です。

 

先日、諏訪へ旅行に行った際に買ってきた、真澄の「すずみさけ」を開けてみました。

お店での試飲のときにも好きなタイプのお酒だなと思ったのですが、買ってきて正解でした。

 

 

真澄『純米吟醸 すずみさけ』by 宮坂醸造

500メートルほどの間に5軒の酒蔵が立ち並んでいる上諏訪の街。先日、諏訪旅行に行きこの五蔵の酒蔵めぐりをしてきました。

 

そのときに真澄で試飲をさせていただいだお酒の一つが、この『すずみさけ』です。

 

真澄でのお話はコチラの記事に書いています。

www.sake-neko.work

 

 

この「すずみさけ」は夏のお酒として発売されたものですが、店舗にはまだ少し在庫が残っているとのことで並べられていました。

 

真澄の店内では、説明を受けながら5種類のお酒を試飲させていただきました。その中でも一番最初に試飲して美味しいなと思ったのが、この「すずみさけ」です。

 

 

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裏にはこんなことが書いてあります。

 

 

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『純米吟醸 すずみさけ』

原料名:米、米こうじ(白麹使用)

米の種類:美山錦、ひとごこち(どちらも長野県産)

精米歩合:55%

酵母:七号酵母(自社株)

アルコール分:14度

 

宮坂醸造株式会社

所在地:長野県諏訪市

創業:1662年(寛文2年)

 

 

宮坂醸造さんのサイトはコチラになります。

www.masumi.co.jp

 

 

 

さっそく飲んでみましょう。

 

グラスに注ぐと爽やかな香りがします。

飲んでみるとフルーティな酸味と軽い甘みがありました。

程よい酸味で、すっきりとしています。

 

確かに夏っぽいお酒ですね。

飲みやすくて好きです。

 

 

オススメの飲み方としては

 ◎  冷酒

 ○  常温

 ×  燗酒

と、なっていました。

 

冷蔵庫に入れて、よく冷やして飲むのが一番美味しいと思いますね。

 

 

 

 

 

白麹と七号酵母で仕込んだお酒

この「すずみさけ」は、麹は「白麹」を使い、酵母は「七号酵母」を使って仕込まれています。

 

まず「七号酵母」は、1946年に真澄の諏訪蔵から発見された酵母です。「真澄酵母」と呼ばれることもあり、現在でも多くの酒蔵で使われています。その「七号酵母」の自社株を使って仕込んでいるとのことです。

 

そして「白麹」ですが、これは通常は焼酎造りに使われる麹です。クエン酸を多量に出すため、酸味が生まれます。最近はいくつかの酒蔵で、白麹を使って日本酒を仕込むということをやっているようですね。

 

ちなみに麹(こうじ)とはカビの一種で、お米のデンプンを糖に変える働きがあります。そして次のような3種類があります。

 

  • 黄麹   最も歴史がある麹で、日本酒のほかに味噌・醤油などにも使用される
  • 黒麹   主に焼酎造りに使用される
  • 白麹   主に焼酎造りに使用される、黒麹から突然変異で生まれた

 

 

 

 白麹を使った日本酒というと、新政さんの「亜麻猫」もそうですね。

 以前、「亜麻猫スパーク」を飲んだときに書いた記事がコチラになります。

www.sake-neko.work

 

ただ、、、今、この記事を読み返してみたら、白麹のことには何も触れていませんでした><

 

 

あの時の「亜麻猫スパーク」に比べると、今日の「すずみさけ」の方が酸味が穏やかでした。程よい酸味で爽やか、ちょうどいいスッキリ感でした。

 

「亜麻猫スパーク」はもっと酸味があったような気がします。。。

 

どちらが好みかと言われれば、私は「すずみさけ」でしたね。

 

 

というわけで、今日は真澄の「すずみさけ」のお話でした。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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