酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

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諏訪五蔵めぐり『真澄』『本金』編 諏訪旅行記vol.2

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今日もご訪問いただきありがとうございます。

また週末に大きな台風が来そうですね。

一年にこんなに何度も「最強クラス」の台風が来るなんて、やっぱり地球環境に異常が起きているだなと改めて思ってしまいます。

 

今、我が家のベランダには来週粗大ゴミに出す予定の「棚」が置いてあり、念のため台風が来る前にそれを室内にしまっておくつもりです。家の中にあると邪魔だから外に出したのに、、、もう少し早く粗大ゴミに申し込んでおけば良かったです。

 

今日は諏訪旅行記vol.2です^^

いったいどのくらいまで続くのかわかりませんが、とりあえず書いていきましょう//

 

よろしければ昨日の記事から読んでいただけると幸いです。

1、日本酒好きにはオススメの旅!5軒の酒蔵が並ぶ上諏訪の街  諏訪旅行記vol.1 - 酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

 

 

 

甲州街道沿いに並んだ5軒の酒蔵をめぐる「酒蔵めぐり」では、上諏訪駅から一番近い「舞姫」から回っていき最後に一番遠い「真澄」へ行くか、逆に最初に上諏訪駅から一番遠い「真澄」へ行って飲み歩きながら駅に戻って来るかというパターンが多いでしょう。

 

去年、一昨年は我が家もそうしました。ただ「本金」は日曜休みなので次の日にしたりしていて、一日で五蔵を回ったことはありません。

 

私はアルコール弱いので一気に五蔵を回るのは不可能です。アルコール強い人でも、(試飲の量が増えるため)一日で五蔵を回るのはかなりの”修行”だと思います。できれば二日間に分ける方がいいと思います。でないと、、、どこで何を飲んだか、記憶に残らなくなります^^;

 

今年はもう3年目になり、だいたい酒蔵めぐりの流れはわかってきました。だからちょっと変則的に回ってみました。

 

じっくり試飲していろいろ買い物もして帰りたい酒蔵を先に回ることにします。一日目に大きなものを買い、ホテルから宅急便で送ってしまおうという作戦です。

 

ただ記事では、一番遠い「真澄」の話から書いていきますね。

 

「七号酵母」発祥の蔵、「真澄」の宮坂醸造株式会社

「真澄」は上諏訪駅から歩いて15分くらいです。他の4つの酒蔵の、歴史を感じる建物を眺めながらズンズン進んで行くと、右手にセブンイレブンが出てきます。そのもう少し先に「真澄」があります。

 

呑み歩きで酔い過ぎて少し休みたいとき、何度かこのセブンイレブンでアイスを買って外のベンチで座らせてもらってます。ちょうどいい場所にあるんですよね。そしてコンビニなのにこの辺りの良い地酒が置いてあって「すご〜い!」とか騒いています。

 

「真澄」は他の4つの酒蔵とは雰囲気がちょっと違います。気品があると言うか、、、他の4つも良いのですが、「真澄」はそれらとは全然違って洗練された空気感を醸し出していました。

 

 

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お店の前にはちょっとしたスペースがあります。ベンチもあって、お店で買ったお酒を使ったアイスをココに座ってゆっくりいただくこともできます。アイスばっかり食べてるって?

 

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敷地内は緑もあって、ほっとくつろげます。「良い気が満ちている」って感じです。

 

他のどこかの蔵の方と話させていただいたとき、「この辺りで黒字で経営できているのなんて真澄さんだけだよ!」みたいな自虐を言っていたことがありましたね〜。酒蔵の経営もいろいろと大変みたいです。

 

『真澄』

宮坂醸造株式会社

創業:1662年(寛文2年)

協会酵母の「七号酵母」発祥の蔵

営業時間:10:00~17:00  (原則として毎週水曜休み

 

サイトはこちらです。

www.masumi.co.jp

 

「真澄」では、「ごくらくセット」(←昨日の記事を見てください)を持っていない場合には有料(500円?)で試飲できます。私はごくらくセットなので、そのまま試飲しました。

 

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こんな感じの試飲コーナーがあって、お店の方からお酒の説明を聞きながら試飲をします。他のグループの方とも一緒に聞くことが多いでしょう。酒米の実物を見せてもらったりもしました。

 

お店を訪れるタイミングによってはすぐに試飲ができないかもしれませんが、そんなに待たされることはないと思います。店内にはお酒以外にもいろいろな商品が置いてあり、それらを見ている間にすぐ順番になるでしょう。

 

この日の試飲は、、、

 

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  • 純米吟醸 すずみさけ
  • 純米吟醸 ひやおろし
  • 釃(つきこし)
  • 純米大吟醸 七號(ななごう)
  • 梅酒

「突釃」と言うのは江戸時代に行われていた特別な濾過の方法で造られたお酒だそうです。

そして「梅酒」は毎年、試飲の一番最後にありますね。すっごく美味しいですよ〜。

 

ただ、、、以前はもう少し試飲できるお酒の数が多かったような。。。説明ももっと詳しく聞けたような気がします。今回はあっさりした説明でした。

前よりお酒のことがわかるようになってきて、期待値が高すぎたせいかもしれないけど。。。

 

試飲コーナーの大きな窓の向こうには、こんな庭が見えます。

 

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さすが「真澄」さんは、細部にまでこだわりを感じる酒蔵です。

 

 

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たぶん、本当に使っていたものだと思います。

ここにお酒を入れて運んでいたんですよね。

素敵なインテリアになっていました。

 

 

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試飲の後は、ずらっと並んだお酒の中から買い物をします。

写真は大きな冷蔵庫ですが、常温保存のものもあります。

お土産用にちょうどいい、小さな瓶もありました。

 

「真澄」ではお酒だけでなく、セレクトされた雑貨も扱っています。

 

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こういうのって、見ているとわくわくしますよね。

雑貨屋さんて、大好きです^^

 

 

 

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作家さんが作ったお皿や酒器などが並んでいます。

他にもこだわりの食品とかも並んでいて、煎り酒を買ってみました。

 

試飲が終わってお買い物も終わって帰る前に、、、良かったらトイレにも行ってみてください。トイレへ行く通路、とてもいいんですよ。

 

 

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こんなところを抜けていきます。

手入れが行き届いて素晴らしいです。

 

 

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こんな石碑(?)もありました。

 

 

そうそう、お酒を飲み歩いていると、どうしてもトイレへ行きたくなりますよね。

そんなとき、「真澄」と「麗人」にはわかりやすい場所にきれいなトイレがありました。すごくきれいなんですよ^^

「舞姫」にもあったようなのですがお店の方に聞かなくてはならず、奥まった場所(?)のようでした。

他の酒蔵もきっとトイレを借りることはできるのかもしれませんが、できれば「真澄」と「麗人」で行っておいたほうが気楽だと思いますよ。

 

 

 

 

 

家族中心の小さな酒蔵、「本金」の酒ぬのや本金酒造

「真澄」から駅の方へ戻ってくると、次にあるのは「本金」と「横笛」です。この二つは道路を挟んで向かい合って建っています。
 

 「本金」は「真澄」とは違い、家族を中心としてやっているこじんまりとした酒蔵です。元々は「真澄」の宮坂酒造とは親戚関係だったような。。。?

 

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『本金』

酒ぬのや本金酒造株式会社

創業:1756年(宝暦6年)

営業時間:平日9:00~17:00、土曜日10:00~17:00 (日曜日は休み)

 

サイトはこちらになります。

honkin.net

 

日曜日は休みのためクーポンカードにスタンプを押してもらえないのですが、目の前の「横笛」へ行けばかわりに押してもらうことができます。日曜日一日で回らなくてはいけないという場合でも、スタンプを全部集めてプレゼントに応募することはできます。

(スタンプのこと、昨日の記事に書いてあります。)

 

以前、日・月曜日で旅行した際には、本金だけ月曜の午前中に行きました。月曜の朝から呑み歩きに行ったせいか、、、お店の方の対応が、、、ちょっと、、、冷たかったような。。。

 

今回はそんなことなかったですよ。

話の口上(?)が出来上がっているようで、自虐ネタも交えつつ説明をしてもらいました。そう言えば去年も聞いたなぁと思いながら聞いていました^^

 

ここの看板商品「本金からくち太一」は、720mlで1000円以下。その値段なのにスッキリして飲みやすく、普段の家呑み用にちょうどいいと思います。

 

以前来たときには、会社へのお土産として酒粕クッキーを買いました。会社で袋を開けるとめちゃくちゃお酒の香りがして、絶対美味しいだろうなって思いました。自分が買ったお土産だったので、食べてはいないんですが。。。

 

 

というわけで、今日はこの辺で。。。

 

お付き合いいただきありがとうございました。

明日もまだまだ続きますよ〜 ^0^//

 

 

 

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