酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

諏訪大社『下社春宮』『下社秋宮』参拝と下諏訪散歩 諏訪旅行記~特別編①

「こんにちは、ばくです。」

的な書き出しを、これからやってみようか迷い中。

 

 

 

「こんにちは、昨日のブログ更新をサボってしまったばくです。

 ただいま反省中。。。自分のダメさ加減にこんな気分です。。。。」

 

 

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「後悔の念に駆られて、泣いてしまいたい気持ちでいっぱいです。

  決して、ふて寝しているわけではありません。」

 

 

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・・・ん? やっぱ、寝てる??

 

 

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寝てるよね!?

(一応、ばくは人間です。猫語は喋れるつもりでいますが、それでもやっぱり、、、人間です。悪しからず^^)

 

 

 

 というわけで、諏訪大社のお話しに行きましょう=^^=

 

諏訪大社へは、これまでに3回行ったことがあります(そのうちの2回は上社のみ)。

 

そのときに撮った写真が残っていたので、過去の写真も交えつつ諏訪大社参拝のお話です。(今日の写真は2018年に撮ったものになります。)

 

  

まずは簡単に、、、「諏訪大社」について

全国に1万以上もあるとされる諏訪神社。その諏訪神社の総本社が、諏訪湖周辺にある「諏訪大社」になります。日本最古の神社の一つとされていて、古事記や日本書紀にもその名前が出てきます。

 

7年に一度行われる「御柱祭(おんばしらさい)」や、冬の凍てついた寒さの中で諏訪湖に氷の亀裂が入る「御神渡り(おみわたり)」の話題はニュースにもなってますよね。御神渡りは、男の神様が諏訪湖の向こうの女の神様の元へ会いに行くための恋の道なんですよ^^

 

昨日も書きましたが、実は「諏訪大社」の境内は1ヶ所ではありません。諏訪湖周辺の4ヶ所に境内があり、それらを合わせて「諏訪大社」と呼びます。諏訪湖の南に2つ(上社前宮・上社本宮)、諏訪湖の北にも2つ(下社春宮・下社秋宮)の境内があります。

 

  • 上社前宮(かみしゃまえみや) 長野県茅野市宮川2030
  • 上社本宮(かみしゃほんみや) 長野県諏訪市中洲宮山1
  • 下社春宮(しもしゃはるみや) 長野県諏訪郡下諏訪町193
  • 下社秋宮(しもしゃあきみや) 長野県諏訪郡下諏訪町5828

 

「上」「下」といった名称になっていますが4ヶ所とも同格とされ、どの神社から参拝するべきといった決まりはありません。そして上社と下社はかなり離れています。

 

先日は、そんな諏訪大社へちょっとだけ手軽に参拝した話を書きました。

*ホテルの無料バスで諏訪大社参拝 諏訪旅行記vol.5

良かったら読んでね^^

 

今日は、去年の6月に諏訪大社下社を参拝したときのお話です。

(上社の話もするつもりが、長くなったので別の記事にしました。)

 

 

 

 

 

下諏訪駅で降り、のんびり歩く6月の空の下

 念願の諏訪大社参拝、「上社」から回るか「下社」から回るかで迷ったのですが、電車の時間の関係などで  「下社」→「上社」とすることにしました。

 

ホテルをチェックアウトし上諏訪駅のコインロッカーに荷物を入れ、身軽になって下諏訪駅行きの電車に乗ります。

 

上諏訪駅のコインロッカーは毎回利用しています。改札を出て右側へ歩いて行くとお土産物屋があり、その先にコインロッカーがあります。今までの経験上、平日でしたら問題なく空きロッカーがあるでしょう。週末はわかりませんが、、、大丈夫なんじゃない?

 

下諏訪駅に着いたのは9時半過ぎ。ホームの階段を上りきった所には「この窓から富士山が見えます」と書かれていました。「富士山が見える」って言われたら、見たくなりますよね。ちゃんと写真も撮ってきました。

 

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遠くにうっすらと見える三角の山が富士山、、、のハズです。

 

駅に着いて、とりあえず観光案内所に寄ります。案内所のおじさんはおしゃべり好きな方で、そのおじさんのオススメでまずは「大灯篭」へ行ってみることにしました。

 

レンタサイクルもあると聞いたのですが、歩きの方が街の空気を感じられるので歩きます。

 

この「大灯篭」、、、本当に大きくて立派でしたよ。少しだけ回り道になるんですが、時間があればぜひ寄ってみてください。写真はありません。。「下諏訪 大灯篭」で検索できるかと。

 

そのまま「大門通り」を行くと、所々に歴史を感じる建物が出てきます。と同時に大きなスーパーもあったりして、現代の日常の中に歴史が溶け込んでいる不思議な雰囲気でした。京都とかもそうですよね。そこに住んでいれば、それが当たり前なんでしょうね。

 

そうして歩いて行くと、、、道路のど真ん中にこんなものが。。。

 

 

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「下馬橋」です。

下社で最も古い木造建造物で、年に2回、遷座祭とお舟祭の際にはここを神輿が通るそうです。

 

そのまま行くと「おんばしら館よいさ」があります。

7年に一度開催される「御柱祭」関連の資料館でして、正直それほど面白い場所とは期待していませんでした。でも時間に余裕があったことと入館料が300円だったこととで、じゃあ入ってみようかと。。。

 

2016年にオープンということで、とてもきれいな建物でした。ガイドの方が御柱祭について教えてくださるんですが、それがすっごく面白かったです!!朝早い時間で他にお客さんがいなかったおかげもあるかもしれませんが、丁寧な説明でした。

 

御柱を山から持ってくるときの経路や、機械を使わず人力で御柱を立てるやり方のこと、引っ張るときの縄のことなど、、、もう覚えてないけど、話を聞いていた時は楽しかったです^^

 

「下社秋宮」には「三葉の松」という、葉っぱの数が3本の松があります(普通、松の葉は2本ですよね)。この「三葉の松」の葉をお財布に入れておくとお金が増えたり良いことがあるそうなんです。

 

「三葉の松」の葉はかなり珍しくなかなか見つけられないものなんだそうですが、「おんばしら館よいさ」にはお客さんに渡す用のものが数本ありました。私もそれをいただきましたよ。その後ずっとお財布に入れておいたのですが、効果は、、、どうでしょう?

 

ただ一点、、、「木落し体験装置」っていうのがあるんですが、これは。。。やらなければ良かった><。木落しの感覚がリアルに体験できるのかと思ったのですが、そうでもない。期待しすぎた感じです。子供は楽しめるかもしれないけど、大人はね。。。

 

 

『おんばしら館よいさ』 

 

下諏訪町168-1

tel. 0266-26-0413

営業時間:午前9時〜午後5時

定休日:年中無休(臨時休館あり)

入館料:大人300円、子供(小・中学生)200円

木落し体験装置:(入館料とは別に)200円

 この建物の外にトイレがあるんですが、ここのトイレはきれいでしたよ。

 

「おんばしら館よいさ」の方に、このあと下社の参拝をするならどのルートで行くとオススメかなどを教えてもらい、施設を後にしました。親切な方でした。この方だけじゃなく、諏訪の人ってみんな親切で気持ちがいい気がします。

 

いよいよ『下社春宮』へ 

次は赤い橋を見に行きます。

 

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この橋の中間にある島はどんなに大水が出ても流されることがないそうで、これは「下社の七不思議」の一つになっています。

 

 

このまま歩いて行くと、、、

 

 

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のどかで心地良い風景が広がります。

 

そして、、、

 

 

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「万治の石仏」がありました。

あの岡本太郎が世の中に広めた石仏として知られていて、「万治3年」と刻まれているそうです。

 

旅行に行く前、ネットなどでこの石仏の写真を見ていたときには、別に行かなくてもいいかなと思っていました。(下社春宮からは少し離れているため)

 

でもね、行ってみたら、これが結構良かったんです^0^

 

石仏自体が良かったっていうより(石仏も良かったけど)、ここの回りの雰囲気とかが良かった。のんびりとのどかで、ホッとくつろげるような空間でした。お天気の良い日だったため、余計にそう思ったんだと思います。

 

春宮へ来たなら、できればここまで足をのばすといいですよ。

 

次はいよいよ「下社春宮」へ。。。

春宮では「杉の木」を御神木として祀っています。拝殿の彫刻とかが素晴らしかったような、、、

 

春宮には「結びの杉」という、根元が一つで途中で二股に分かれた杉の木があります。縁結びのご利益があるそうです。

 

いろいろ見るものはあったような気がするんですが、、、肝心の写真がありませんでしたっ!ご自分で行って、確かめてみてください^^;

 

お参りを済ませた後は御朱印をいただきました。

 

 

 

 

 

次は『下社秋宮』へ

 春宮を出て少し歩いたところに、「慈雲寺」へと続く石段が見えて来ます。階段の下には「竜の口」という湧き水がありました。「江戸時代には旅人の喉を潤した」というようなことが書かれていて、飲んでみようかと思ったのですが、勇気がなく止めました。

 

「慈雲寺」へは行きませんでした。でも行ったという知り合いに話を聞いたところ、とても良かったそうです。 時間と体力に余裕があれば行ってみてください。石段は126段。。。頑張って!!

 

春宮から秋宮までの道中には、他にも気になる施設がいろいろありました。この後の予定もあったため寄るのはやめたのですが、江戸時代の生活が見られる「伏見屋邸(無料です!)」も気になりました。この辺りは歴史を感じる建物が目白押しでしたよ。

 

秋宮までは15分くらいかと思うのですが、、、覚えていません!所要時間が重要だと思うんですが、スイマセン。。。途中見るものはいろいろあったため、疲れることなく歩けました。 

 

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秋宮の入り口です。

 

 

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秋宮の御神木は「いちいの木」です。社殿の配置などは春宮とほぼ同じになっています。

 

丑三つ時になると枝を下げる「寝入(ねいり)杉」という、樹齢600〜700年の杉の大木があります。幹に耳を当てるといびきが聞こえるそう。葉を枕に入れると安眠できるとか、小枝を煎じて飲ますと子供の夜泣きが止むとか言われたそうです。

 

資料(?)を見て書いてます、、、 今、資料を見直すと確かにそういうものを見たかも。。。?という気もするんですが、ほぼ忘れていました(爆)

 

秋宮でも御朱印をいただき、下諏訪駅に戻ります。

 

その道中も「オルゴール記念館すわのね」とか「しもすわ今昔館おいでや」など、気になるものがありました。お土産屋さんのソフトクリームも気になったのですが、、、電車の時間があるため、駅へ向かうことにしました。1本逃したりすると大変なので!

 

駅につくと思っていたより少し時間の余裕があり、、、

 

 

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駅前にあったこんなモニュメントを撮ったりしてみました。

 

下諏訪めぐりの所要時間は?

下諏訪駅から春宮、秋宮まで何分かかるか?二社を参拝するための所要時間はどのくらいか?

 

それが重要な情報ですよね〜。私も旅行前はそれを知りたくて検索しまくりましたから。

 

でもね、徒歩で何分だったかとか、全く覚えていません><

途中、いろいろ寄ったりもしたし。

普段から歩いている私やだんなにとっては、全然歩ける距離でした。

 

一応、写真を撮った時間がわかるので、それをメモしておきます。

 

  • 下諏訪駅に着いたのは9時40分ごろ
  • 「大灯篭」や「下馬橋」を見て、「おんばしら館よいさ」に着いたのは10時25分ごろ
  • 「おんばしら館よいさ」の展示をいろいろ見て、施設を出たのは11時ごろ
  • 「万治の石仏」を見ていたのは11時10分ごろ
  • 「春宮」を参拝した後、「秋宮」を参拝し終えたのは12時ごろ
  • 下諏訪駅に戻ってきたのは12時15分ごろ

 

下諏訪周辺の観光で2時間半ちょっとでした。

 

うちはかなりゆっくり見て歩く方なので、サクッと見るだけならもう少し時間はかからないと思います。逆にまだまだ見たいものはあったため、歴史好きとかならもう少し時間をとってもいいかも。

 

諏訪大社のサイトによると、

  • 「下諏訪駅」←→「下社春宮」 約1.2km
  • 「下社春宮」←→「下社秋宮」 約1.2km
  • 「下社秋宮」←→「下諏訪駅」 約0.8km

ということでした。

 

諏訪大社のサイトはコチラです。

suwataisha.or.jp

 

 

この後は電車に乗って茅野駅まで行き、そこからタクシーで上社前宮へ行きました。

 

そのお話はまた今度。。。

今日は読んでいただきありがとうございました。