先日お話ししていたキリンビールの横浜工場の見学、行ってきましたよ。
楽しかったです^^
無料でビールのいろんなことを知ることができて(ビールの製法とか、今まで全く知りませんでした)、しかもビールの試飲もできる!!
「試飲」って言うけど、「試飲」のレベルじゃないですよ。普通にビール3杯、いただきました。
アルコールに弱い私は試飲のビールで十分酔ってしまい、夕方以降はグダグダなままで一日が終わってしまいました><
夕方以降はグダグダでしたが、、、工場見学はすごく面白かったですよ。オススメです!
生麦駅下車、途中に「生麦事件参考館」もあり
キリンビール横浜工場があるのは横浜市鶴見区。
京急線「生麦駅」で降りて歩いて10分くらいです。JR京浜東北線の場合には「新子安駅」下車、徒歩で約20分と少し遠くなります。「横浜駅」からだとタクシーで約20分とのことでした。
我が家は生麦駅から行きました。改札を出ると目の前にキリンビール横浜工場の看板があり、行き方も丁寧に書かれていました。
改札を出て階段を降りていくと目の前にタバコ屋があります。その角を左に曲がって商店街を通り抜けると国道15号(第一京浜)に出るので、その大きな道路を右にまっすぐ歩いて行けば大丈夫です。わかりにくくはないでしょう。
でもここで、国道15号に出る一本手前の道で右手に曲がって行くと、「生麦事件参考館」と言う私設資料館があります。
自宅を改造してつくった資料館で、あの「生麦事件」について詳しく学べる資料館です。個人で集めた1000点以上の資料があるとのことでした。
まず生麦事件に関するビデオを見て、その後、館長さん(?)がいろいろな質問に答えてくれるそうです。所要時間1時間くらい、、、かな?
私は「建物だけ見てみよう」というくらいの気持ちで地図を頼りに歩いて行き、外から眺めていたら資料館の方が出てきてくださり、結局、中に入れてもらいました。
ただキリンビールの工場見学の時間を予約してあったため、ココの資料館を見る時間はなくすぐ出てしまいました。館内をサクッと見た感じではかなりいろいろな資料があり、深いことまで学べそうでした。
「生麦事件」やこの頃の歴史に関して興味があれば、早めに行って見学してみるといいと思います。個人の自宅でやっているようですから、事前に予約したりした方が良いかもしれません。
この資料館の奥に「酒の博物館」的なものがあって、元々そちらに興味があって入れてもらったのですが、そこは昔使っていた和酒、洋酒などの容器が置いてあるだけでした。特に説明もありません。聞いたらいろいろ教えてもらえたかもしれませんが、時間もなかったので、、、
で、そんな資料館を見つつ国道15号を歩いて行くと、キリンビールの建物が出てきました。
意外と緑が多い、キリンビール横浜工場
国道15号沿いを歩いて行くと左手にキリンビールの横浜工場の建物が見えてきます。ちなみにこの入り口の少し向こうに、生麦事件の碑がありました。
こんな歩道に導かれて、奥へと入って行きます。
工場があるのは交通量が多くて騒音も気になる国道沿い、しかも首都高の高架下になのですが、緑が意外と多くてホッとします。
こんな雰囲気、どんなことが始まるのかとわくわくしますよね。
そして、、、建物の入り口。緑の壁に心惹かれます。
入り口を入ると、受付がありました。
予約していたことを告げると、パンフレットと黄色いバッチをもらいました。
工場見学のツアーは一日に6回あるのですが、バッチの色で他のツアーの組と見分けているようでした。
通常は一日6回のツアーですが、私が行った日は子供の夏休み中だったためか10回以上は行われていました。1回のツアーの定員は35名。8月とはいえお盆休みも終わった平日です。それなのにどの時間帯もほぼ満席になるほど人が入っていてびっくりでした。
バスツアーで立ち寄っている人たちもいました。親子連れで来ている人たちも結構いました。「ファミリーツアー」的なものも開催されているそうです。
受付を済ませたら、ビールについてなどのいろいろな展示がある、こちらのスペースで待ちます。少し早めに着いてしまい待合場所があるかどうか心配していたのですが、全然心配いりませんでした。
ビールの原料の麦芽やホップについての説明、ビールのパッケージ、瓶や缶のことまでいろいろな豆知識について書かれています。
幻の「キリンビール前駅」があった
全く知らなかった、こんな情報もありました。
昔、京急線には「キリンビール前駅」があったそうなんです。
キリンビールは元々、横浜山手で創業しています(と、今回知りました)。港の見える丘公園のもう少し先(本牧方面)の辺りに麒麟麦酒の記念碑のようなものがあります。
だいぶ以前、港の見える丘公園の辺りを散歩していて、いつも行っていない場所まで歩いてみようってことで目的もなく本牧方面へてくてく歩いて行ってみたことがあります。そのとき、子供達が遊ぶ公園の片隅に「麒麟麦酒」と書いてある大きな石碑を見つけたんです。詳しくは覚えてないけど。
キリンビールってここにあったの?と、その時はよくわからないままで、まぁそれほど気にも留めていませんでした。
で、今回工場見学に行き、上の写真にあるポスターを見て、この時代の流れがだいぶわかって来ました。
元々は横浜山手で創業したのですが(しかも創業したのは居留地にいた外国人でした!全く知りませんでした!!その後10年以上してから岩崎弥之助(岩崎弥太郎の弟)や渋沢栄一も経営に関わってくるそうです。)、1923年の関東大震災で山手の工場は被災してしまい、生麦に移ってきたそうです。
震災後の何もない大変な状況の中、生麦にかなり広いキリンビールの工場が建ったってことは、大きな出来事だったんじゃないですかねぇ。そして従業員のために、すぐそばを走っている京急線に「キリンビール前駅」も開業したそうなんです。
その後戦争があったりなんだりで、結果的に「キリンビール前駅」が存在したのは10年ちょっとくらいでした。現在は資料もほとんど残っていないらしく「幻の駅」なんです。へぇ〜って感じですね。
現在は期間限定で、上の写真のポスターの横に実物の「キリンビール前駅」のホームがありました。駅名が書かれた看板、ベンチなどもあったのですが、、、写真は撮っていません。^^;
そんなものを見たり、麦芽やホップの説明などを見ていたら時間になり、工場見学ツアーが始まりました。
念願の工場見学ツアーがスタート
黄色いバッチの人たちが呼ばれ、まずは短い映画(?)を見ました。それから案内の女性に連れられて、工場内へ入って行きます。
途中、ビールを開けるときのあの心地よい音がスピーカーから流れてきたりして、たまりません。思わず笑顔になっちゃいます。
ガラスの向こうにこんなタンクを見ながら、進んで行きます。
ここでは真っ暗にした部屋の中、目の前のタンクにいろいろな映像がプロジェクションマッピング的に流れて、ビール造りの工程を説明してくれました。あれはプロジェクションマッピングだったのかなぁ?
こんな風に、缶が流れていくラインもありました。
と、完全に途中ですが、、、明日に続きますね。
また明日もきてください^^
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