こんにちは、ばくです。
先日は「これからは毎日更新します」ってなこと言っていましたが、昨日はできませんでした。。。
まぁ別に毎日更新にこだわる必要ないし、だいたい私が毎日更新しようとしまいと読んでくださる方には関係のないことなんですが(だからこんなことウジウジ書かれても迷惑かもしれませんが(って、そんなことは言わないで〜))、でも、私としては毎日更新しておきたいんですよね。
なので一応、また毎日更新にこだわってみます。
(たまに投稿時間の操作はしますけどね^^)
というわけで、今日は『越乃景虎 名水仕込 特別純米酒』のお話です。
『越乃景虎 名水仕込 特別純米酒』by 諸橋酒造
「景虎」と言えば上杉謙信の若い頃の名前。
そして上杉謙信と言えば、GACKTと阿部寛。
とってもかっこよかったです^0^//
若い人にも伝わるかな?
諸橋酒造さんがあるのは新潟県長岡市です。
現在は長岡市なんですが、合併前は板尾市だったそうです。
魚沼丘陵と越後山脈に挟まれた板尾盆地にあって、長岡市の東部に位置しています。
この地は、あの上杉謙信が青年期を過ごした場所、当時は「長尾景虎」と名乗っていました。それにあやかって、お酒の名前を『越乃景虎』としたんだそうです。
裏はこうなっています。
『越乃景虎 名水仕込 特別純米酒』
原料米:五百万石、ゆきの精
精米歩合:55%
酵母:協会10号
アルコール度:15度以上16度未満
アミノ酸度:1.2
日本酒度:+3
酸度:1.6
(精米歩合、アルコール度以外は諸橋酒造さんではないサイトからの情報です)
諸橋酒造株式会社
所在地:新潟県長岡市
創業:1847年(弘化4年)
すっきりとして美味しいお酒でした。
淡麗辛口とのことですが、そんなに辛口とは感じられず優しさのある口当たりでした。
初日は冷やで、二日目以降は冷蔵庫保管していたので冷酒状態で飲んだんですが、冷やの方が美味しい気がしました。
辛口なのに優しい口当たり、、、
この鍵は仕込水にあるようです。
超軟水の仕込水で造る、優しい飲み口の辛口酒
お酒を仕込むときに使う水の硬度は、完成したお酒の味を左右します。
水の硬度とお酒の味については、前に書いたことがありました。
硬水で仕込むとしっかりとして力強く、酸が強めできりっと引き締まった辛口になります。「男酒」と呼ばれるようなお酒で、硬水として有名な灘の宮水で仕込んだお酒がこれに当たります。
軟水で仕込むと比較的甘口で柔らかい、優しい味わいのお酒になります。これは「女酒」とも呼ばれます。
この『越乃景虎 名水仕込』は仕込水に、全国名水百選にも選ばれている「杜々の森(とどのもり)」の湧き水を使っているそうです。この水の硬度は0.47!
ちなみに硬水で有名な灘の宮水の硬度は6.5です。
伏見のお酒は軟水で造っていて「女酒」とも呼ばれますが、硬度は4くらいです。
それに比べて『景虎』の仕込水の硬度は0.47なんです。
すっごく軟水ですよね。
ミネラルはほとんど含んでいない、蒸留水のようなお水です。
この仕込水を使って、雪深くて冬の寒さが厳しい新潟の地で造るからこその味なんじゃないでしょうか。
蔵のある辺りは、新潟県内でも有数の豪雪地帯なんだそうです。
そして新潟ですから、良質なお米はいっぱいあります。
生活していくにはかなりの覚悟が必要そうですが(寒いのは超苦手です)、美味しい日本酒を造るためには恵まれた自然環境なんでしょうね。
今回私が飲んだ「名水仕込」のシリーズは全国名水百選の「杜々の森」の湧き水を使っていますが、蔵の敷地内に掘られた井戸水を使って仕込んでいるお酒もあるそう。その井戸水の硬度も0.47なんだそうです。
「杜々の森」を調べてみると、新潟県長岡市西中野俣に「杜々の森名水公園」っていうのがありました。こっちも気になりますね〜。
かなり広い敷地みたいで、レストランや茶屋があってキャンプ場もある。ドックランもあるみたいです。
で、9/12にクマの目撃情報もあったらしい。。。^^;
さすが新潟!と思ったのは、営業期間が4月20日〜11月30日になっていること。
きっと冬は雪が多過ぎて中に入れないんでしょう。
お酒の裏に書かれた「杜々の森」の情報としては、
聖なる神の森として古来より伝えられた「杜々の森」。樹齢数百年を超える巨木が原生し、50種以上の野鳥が生息する森として有名。
となっています。
行きたい。。。!!
「聖なる神の森」とかって、めっちゃそそられる〜
そうそう、蔵元さんのお話に「高級酒がおいしいのは当たり前。毎日飲む普通酒だからこそ決して手を抜かず造る」という先代の言葉がありました。
こう言われると、普通酒も飲んでみたくなりますよね〜
というわけで、今日は『越乃景虎 名水仕込 特別純米酒』のお話でした。
読んでいただきありがとうございました。
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