酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

『澤乃井』の酒蔵、小澤酒造へ日帰り旅@奥多摩

ちょうど一年前、まだ暑い最中の8月の終わりに、奥多摩にある小澤酒造へ行ってきました。小澤酒造は「澤乃井」を造っている酒蔵です。

 

酒蔵見学したり試飲したりして、写真もたくさん撮ったのでその頃やっていたブログに載せるつもりでいたのですが、そのうちそのうちと思っている間に一年が経ってしまいました^^;

 

この写真、どうしようとも思ったんですが、、、

一年前の記録、今更ですが書かせてください。

 

一年前のことなので記憶はあやふやだし、もしかしたら違ってきている部分もあるかもしれません。そんなこともあったんだな〜くらいな感じで、ぜひ読んでください。

 

 

自然豊かな奥多摩にある老舗酒蔵『小澤酒造』

小澤酒造株式会社は『澤乃井』を造っている酒蔵です。東京都の奥多摩、多摩川沿いにあります。

 

小澤酒造さんのサイトはコチラです。

www.sawanoi-sake.com

 

小澤酒造は創業1702年(元禄15年)というかなり老舗の酒蔵になります。

 

最寄駅はJR青梅線で「沢井駅」、駅から歩いて5分です。

 

前日に「沢井駅」を路線図で探すと、どちらかと青梅線の終点に近い駅で、立川や拝島からもだいぶ行ったところです。「これならきっと、本数は少ないけど乗客は少ない電車なんだろう」と思っていました。

 

それが全然違ったんです。

 

奥多摩方面へ登山やハイキングをする人たちが使う電車らしく、リックサックを背負った元気なおじさま、おばさま達でいっぱいです。座って行くつもりが、アテが外れてしまいました。

 

そんな光景に驚きつつ沢井駅で降りると、そこは無人駅。他にも何組かが降りていましたが、みんな目的地は澤乃井のようでした。

 

ここには酒蔵だけでなく、お食事処や「澤乃井園」という庭園などもあります。自然に囲まれた多摩川沿いにあり、酒好きという人でなくても楽しめる場所です。少し離れたところには「櫛かんざし美術館」やバーベキュー場もあります。

 

「澤乃井園」にはうどんなどの軽食や酒まんじゅうなどもあって、奥多摩でハイキングをする人たちの休憩場所としてメジャーなようでした。平日なのに結構混んでいます。

 

 

 

さて、沢井駅で降りて歩き始めると、すぐに酒蔵の外壁が現れます。その板壁にそって坂道を下って行くのですが、それだけで「酒蔵に来た〜」という風情のある道でわくわくしました。写真は撮ってないけど、、、

 

短い坂を下った先が青梅街道で、そこを左手に少し行ったところに酒蔵がありました。

 

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横浜の我が家からは2時間以上。。。やっと着いた〜って感じでした。

 

 

 

 

 

 まずはお昼ご飯!やっぱりお豆腐!!

まずはお昼ご飯をいただきます。お食事処は「豆らく」「まゝごと屋」と、少し離れたところに「いもうと屋」というのがありました。

 

この日は「まゝごと屋」はお休み、「いもうと屋」はちょっと遠いので、「豆らく」へ行きました。

 

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清流で作ったお豆腐が売りのようで、お豆腐膳(?)が4種類あります。私はおぼろ豆腐膳をいただきました。

 

少しずついろんなものが食べられるこの感じ、いいですよね。美味しくて大満足でした。

 

ただし!今ネットで調べたところ、「豆らく」さんは7月にリニューアルされていて、もうこのメニューはやっていないようでした。残念!!すごく良かったのになぁ〜

 

お食事の後はお散歩を、、、でも暑過ぎ!

お食事の後は、これも楽しみにしていた清流沿いをお散歩です。

 

今年の夏も暑かったですが、去年だって暑かった。暑い毎日が続いていたから、奥多摩の山で涼しさを感じたいっていうのもあったんです。

 

なのに、、、ココだって横浜と同じで暑い!!まぁ距離的にそんな離れているわけじゃないから当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、山の涼しさを期待していたのに全然違いました。

 

一応、ちょっと涼しいかと思い川沿いへ。

 

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すぐそばをラフティングの人たちが通り過ぎていき、めっちゃやりたくなりました。 羨ましかったです。

 

ここにいても全然涼しくならないので、写真の吊橋を渡って対岸へ行ってみました。この辺りはハイキングコースにもなっているようで歩いている人たちもチラホラいるのですが、、、なんせ暑い!

 

ちょっとだけブラっとして、 澤乃井園の方へ戻って来ました。こんな暑い日にハイキングされている方々はすこいなと思いました。

 

澤乃井園では、可愛い子たちが迎えてくれた^^

澤乃井園に戻ってくると、こんな可愛い子たちが待っていてくれました。

 

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この子はさわのすけ君と言うそうです。

 

他にも、、、

 

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こんな子や、、、

 

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こんな子もいました。

 

もしかしたら見逃しちゃった子もいるかも。ぜひ隠れキャラを探してみてください。

 

 

お待ちかねの酒蔵見学へ

酒蔵見学は1日4回やっています。家で予約しておいたのですが、自然を楽しむつもりが暑過ぎて楽しめず、時間が余ってしまいました。

 

予約より1時間前にはやることがなくなってしまったため、時間変更できるかどうか聞いてみると、、、OKでした。運が良ければ当日受付でも大丈夫なようです。(日曜日はムリかも)

 

 

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この地下道をくぐり抜けた先が酒蔵です。

左下に仕込み水がありますね。

 

 

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蔵の入り口です。

入ってすぐの部屋で、まずお酒についての講義を聞きます(何かをわかりやすく教えてもらったのですが、何を教えてもらったかは忘れましたww)

 

その後は蔵の見学です。

 

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熟成中のお酒がたくさん並んでいました。2001年ものだそうです。

 

 

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蔵の井戸です。

ここでなにかいい話を聞いて、へぇ〜と思いながら写真を撮った気がするんですが、もう忘れました。次回からは帰ってきたらすぐに記事にしようと、今、心に決めています。。。

 

蔵を一周した後で、また最初に講義をした部屋へ戻ってきます。そして利き酒をしました。

 

この部屋には昔使っていたいろいろな道具なども展示されていました。

 

 

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 昔は一升瓶などなく、お酒は酒屋からこのような徳利をレンタルして、そこにお酒を詰めてもらっていたそうです。ちゃんと酒蔵の名前も入っています。この徳利は大きめサイズのものらしいです。

 

 

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一升瓶を洗う機械もありました。

 

そして酒蔵らしく、神棚もありました。

 

 

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壁にはお札もありました。

 

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小澤酒造のいろいろなところにはカニがいます。イラストとかでですよ。

このように、お猪口に描かれていたり、、、

 

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確か建物の入り口などにもいましたね。

 

注意して見てみるといたるところにカニがいて、なんで可愛らしいカニをキャラクターに使っているのか酒蔵の方に尋ねてみました。するとこれは「サワガニ」とのことでした。

 

サワガニは水がきれいなところでしか生きられません。小澤酒造にはきれいな水が豊富にあるいうことを表するために、サワガニをいろいろなところに描いたんだそうです。

 

 

酒蔵見学の後は、澤乃井園の横の建物の中にある「きき酒処」で利き酒です。200円から500円で10種類のお酒が試せて、上の写真のお猪口がもらえます。

 

おかわりの利き酒はお猪口が付かない分で100円引きです。おつまみも何種類がありました。

 

その後はもちろん売店でお酒を買い、酒粕を使ったチーズケーキを買い(何かスイーツ系を買った記憶があるんだけど、チーズケーキだったかどうかははっきりとは覚えてません^^;)、帰ってきました。

 

 

沢井駅への帰り道は行きとは違う道で、近くにあった古民家(っていうのかな?)に寄ってみました。

 

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たぶん、澤乃井でもらった地図に書かれていたのでなんとなく寄ってみたのですが、名称はわからなくなってしまいました。人影はなく静かで、良かったですよ。

 

 

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住宅の裏の道を通って、こんなきれいな花を見ながらのんびりと沢井駅に向かいました。

 

 

必ず帰りの電車の時間はチェックしておいてくださいね。澤乃井の売店などにも時刻表があったと思います。時間をチェックして、間に合うようにお散歩しながら帰るといいんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

というわけで、一年前の澤乃井ワンデートリップ!読んでいただきありがとうございました。

 

明日は一年以上前の、熊澤酒造の蔵開きに行ったときの話を書くかも、、、

記事にしたいな思っていたのに、そのままになってしまっている写真がスマホにたくさんありまして、、、そういうのをちょこちょこ出していきます。

お付き合い、お願いしますね^0^

 

 

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