こんにちは、ばくです。
お正月も終わり、次のイベントはバレンタインデーですかね〜
でも、その前に節分もあります。
子供の頃は節分の日に、近所の4家族が集まってそれぞれの家で豆まきをするっていうイベントがありました。
4家族の子供たちが一緒にそれぞれの家を回ると、その家の大人たちが豆や個包装のお菓子を用意しておいてくれます。そして豆まき会場になった部屋で「鬼は外〜」とか言いながら撒いてくれるんです。
子供は8人くらいだったのかな。
親たちが仲良しだった家族で、今考えると親同士で企画したイベントだったんですね。1年だけでなく、少なくとも2年くらいは続けた気がするんですが、、、もうよく覚えていません。
楽しかった記憶はありますね。4カ所の家を回るので、結構な量のお菓子が集まった思い出があります。
節分のイベントは全国各地でも行われていますが、行ったことありますか?
私は一度だけ、猫がらみの節分イベントに行きましたよ。
「イベント」という言い方は適切ではないかもしれません。
黒猫さんが登場する、自性院の節分会です。
ちょっとシュールな(?)風景でした^^
節分会には黒猫さんと七福神が街を練り歩く
東京の新宿区には「自性院」というお寺があります。
このお寺、別名「猫寺」とも「猫地蔵」とも呼ばれています。
招き猫発祥の地とされる場所はいくつかありますが、実はこの自性院もその一つです。
このお寺には室町時代の武将太田道灌が奉納したとされる猫地蔵が伝わっていて、そのため招き猫発祥の地とされているのです。
お寺の門前では、こんな巨大な招き猫が手招きして迎えてくれます。
この巨大さ、伝わってますか^^
この招き猫は戦後、有力な檀家であった石屋さんが奉納したものです。
戦前には芸術家の河村目呂二が奉納した銅像の招き猫がありましたが、戦時中に供出されてしまいました。ちなみに河村目呂二という人は、猫をモチーフにしたアート作品をたくさん創作した人なんだそうです。
招き猫発祥の地とされる自性院では、年に一度2月3日の節分会に、秘仏の猫地蔵尊がご開帳されます。そしてこの日は、黒猫さんと七福神とお坊さんが一緒に街を練り歩くというイベントもあるんです。
この黒猫こそが、太田道灌を助けた猫です。戦で危うい状態になっていた道灌を助け、そのおかげでその後は大勝利をおさめることができました。
このお話は、また明日します!
そんなわけで、自性院の猫は『黒猫』なんです。
黒猫って不吉なイメージがあるかもしれませんが、昔の日本では逆に「福を呼ぶ」と考えられていたんですよ。
黒猫=不吉となったのは、明治以降の西洋からの影響のようです。
そんな黒猫さんが街を練り歩く節分会、去年見に行ってきました。
去年の節分の頃は、とある場所で猫がらみの記事を書いていたことがありまして、その関係で自性院の節分会に行ってみたんです。
お昼過ぎに行ったのですが、参拝者の方がたくさんいらしてました。
すごくお天気が良い日で、青空が眩しかったです。
まさに節分会日和、、、かな?
いくつかの行事が終わって檀家さんたちで写真撮影をし、その後に練り歩きが始まりました。
写真撮影はプロの方がやっているんですが、その周りで一般の方も撮ってしました。
私も撮らせてもらっちゃいました。
真ん中に黒猫さんがっ!!
下の段には七福神(?)や太田道灌さんもいます。
可愛い、、、けれど、ちょっとシュールな黒猫さんじゃないですか!?
この写真撮影が終わった後は、一般のお客さんが黒猫さんのまわりに集まりました。黒猫さんも心得たもので、ポーズを決めたりしてくれます。ツーショットで撮ってもらっている人もいました。
そしてその後は街で練り歩き^^
黒猫さん、七福神、お坊さんたちが銅鑼を鳴らしながら街へ繰り出します。
スマホを向けたら、ポーズをとってくれました。
お菓子も配っていて、私ももらってきました。
七福神に扮しているのは年男の人たちなんだそうです。
練り歩きをしているすぐ隣には普通に車が走る日常があって、
なんだか不思議な光景でした。
今年の節分、チャンスがあれば行ってみてください。
年に1回、この日だけ見ることのできる秘仏の開帳もあります。
秘仏の話も書きたかったんですが、、、今日はもう、時間がないのでここまでで。
明日また続きを書きます!
自性院へのアクセス
住所:東京都新宿区西落合1ー11ー23
アクセスについて、詳しくは明日書きます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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