酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

【鎌倉文学館】鎌倉文士たちの残した直筆原稿もある!@鎌倉

こんばんは、ばくです。

 

昨日もちょっと書いたんですが、、、

この前『鎌倉文学館』へ行ってきました。

 

『鎌倉文学館』のある場所って、以前は加賀百万石の旧前田伯爵家の鎌倉別邸だったそうです。

 

「利家とまつ」を見て以来、前田利家はちょっと好き。

何年前の大河だ〜^^;  詳しくはないんですけどね。

で、あの前田家の別邸だったんだって思って、それに鎌倉文士の資料とかがいろいろあると聞き、一度行ってみることにしました。

 

静かな住宅街の中に佇む『鎌倉文学館』

『鎌倉文学館』は江ノ電の由比ヶ浜駅から歩いて7分くらいの場所にあります。でも私は、鎌倉駅から歩きました。鎌倉駅西口から御成通りに出て、由比ヶ浜通りをずっと長谷方面へ、、、

 

この辺りをお散歩するの、好きなんですよね。カフェとか気になるお店がいろいろあって、歩いていても全然飽きません。江ノ電も乗りたいですけど、ここを歩くのもいいです。

 

そんな由比ヶ浜通りを歩き途中で曲がって住宅街へ入ると、少し進んだところに突然木々の生い茂った一角がありました。なんだろうと思ったら、そこが『鎌倉文学館』の入り口でした。

 

 

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入り口を入り、緑の木々に囲まれた石畳のアプローチをてくてく歩いていきます。

建物までは結構距離があって、さすが前田家の別邸だったという場所です。

ちなみにこの辺りの木の枝に、リスいましたよ。鎌倉のリス、昔より増えてる気がしますね〜

 

 

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途中には、こんなトンネルもあって、、、自然とわくわくしちゃいますよね。

先が気になります。

 

 

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所々に、こんな灯籠(?)があります。

正面には鎌倉にゆかりのある人の詠んだ和歌や短歌などが書かれています。

 

たまたま見かけたのは源実朝の和歌でした。

 

日本酒「浦霞」の名前の由来は源実朝の和歌にあるそうです。この話を聞いて以来、なぜか源実朝の和歌に出会うことが多いんです。それまでは全く興味がなかったのが、意識して見るようになったからかもしれないですけれど。。。

 

そんなことを考えながら木々に囲まれた小道を進んで行くと、やっと建物が見えてきました。

 

鎌倉文士の直筆原稿もある!貴重な資料が多い館内は撮影禁止

建物の玄関では靴を脱ぎ、靴箱に入れるようになっていました。鉛筆でメモを取るのは大丈夫なのですが、ボールペンは館内で使用禁止です。ペットボトルも持ち込み禁止でした。

 

歴史のある建物で、貴重な資料もたくさん展示されているので、それらを守るためなんだそうです。

 

そして、、、館内でのカメラ撮影も禁止でした。

 

荷物は入り口にあるコインロッカーに入れることができ、身軽になって館内を回れました。コインロッカーは100円ですが、使用後に戻って来る仕組みになっています。

 

展示されているのは鎌倉にゆかりのある文士たちの残した直筆の原稿や手紙、愛用品などです。コレってかなり貴重な資料だと思いますから、それらの保護のためにいろんな決まりがあるのも仕方ないですね。

 

展示室に入ってすぐにあったのが、鎌倉にゆかりのある文士たちの滞在した場所、暮らした場所の描かれた鎌倉の地図。それを見ると鎌倉のあちこちに「鎌倉文士」たちがいたんだなぁって、その数にびっくりでした。

 

私自身もよく歩いている近辺とかだったりもして、ちょっと親近感が湧きました。

 

鎌倉にゆかりのある文学者って、300人を超えるそうです。1889年(明治22年)に横須賀線が開通して、東京から鎌倉への交通の便が良くなったんだそう。それからだんだんと、文学者たちが創作のための良い環境を求めて鎌倉に集まり始めました。

 

「鎌倉文士」って言葉は昭和に入った頃から使われるようになったらしいです。「鎌倉文士」って言葉、カッコ良くないですか^^

 

鎌倉ゆかりの文学者って、こんなにすごい方々なんです。

  • 夏目漱石
  • 芥川龍之介
  • 太宰治
  • 岡本かの子
  • 高浜虚子
  • 三島由紀夫
  • 川端康成
  • 大佛次郎
  • 与謝野晶子   などなど、、、

時代はめちゃくちゃで書いてしまっていますが、、、

 

こんな時代の鎌倉、楽しそうです。

 

鎌倉文士たちは貸本屋「鎌倉文庫」を開いたり、「鎌倉カーニバル」っていう一時期は夏の風物詩を言われたほどのお祭りを発案したりもしていたそうです。

 

『鎌倉文学館』には、そんな鎌倉文士たちの直筆原稿がたくさん展示されていました。文学好きにとっては、きっとたまらない資料だと思いますよ。手書きの原稿に、赤ペンで訂正された後とかがありました。

 

原稿用紙自体もこんな感じのを使っていたんだなぁって、そんなとこも見ちゃいました。

 

 

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気品のある、美しい建物ですよね。

 

 

バラが咲き乱れるバラ園がある、、、けれど、、、

『鎌倉文学館』は庭もすごいです。芝生の広い庭があり、250株ものバラが植えられたバラ園もあります。

 

春と秋がバラの見頃なんだそうですが、、、私が行ったのはついこの間。花はもう、ほぼ咲いていませんでした^^;

 

今後はバラの時期に行ってみたいですね。

 

でも私が行った日は観光客は少なく、静かに落ち着いて館内や庭を楽しめました。それも時期外れだったからかも。バラの見頃の時期だと混んでるのかなぁ。

 

あまりに混んでいたら、行きたくないなとも思ってしまうのでした。。。

 

 

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バラの時期じゃないけど、落ち葉は綺麗でしたよ^0^

 

 

 

なんとなく途中ですが、もう寝ます。。。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。