酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

改めて、、、「新酒」の定義って?

こんにちは、ばくです。

 

最近知った事なんですが、、、

 

「新酒」って名乗っていいのは、いつからいつまでに造られたお酒か知ってますか?

冬に買うお酒の瓶に書かれているなぁと思って見ていたんですが、

実は「新酒」って名乗っていいのは、もっと後の6月末までなんだそうです。

 

「新酒」は冬のもの、あえていうなら年内に造られたものなのかと思っていました。

 

 

お米の場合、「新米」って表示をしていいのは年内(12月31日)までに精米されて包装されたお米なんですよね。だから「新酒」の場合も同じかと思っていました。

 

 

でもお酒の場合、「新酒」って表示をしてもいいのは酒造年度内(7月1日〜翌年6月末)に造られ出荷された日本酒のことなんです。

 

え、じゃあ6月に出荷されたお酒も「新酒」なんですね〜。

 

 

 

ただ「新酒」って言葉の定義がはっきり定まっているわけでもないようですね。

 

狭い意味では「新酒」はその年の秋に収穫された新米で造られた日本酒のことでもあるそうです。

 

「新米で造られたお酒」ってことは、年内に仕込まれているお酒ってことですよね。年を越したら、そのお米は新米ではなくなるから。

 

私が「新酒」という言葉に対して何となく思っていたのも、このイメージでした。

一応、「新酒」の時期と言ったら12月、1月頃ということにはなっているようです。うん、確かにそんなイメージですね。

 

 

 

 

でもって、、、6月末を越してしまった日本酒は「古酒」と呼ばれるお酒になります。だから7月1日からは古酒になるんです。「ひやおろし」も、定義上は「古酒」なんだそうです。へぇ〜、、、

 ↑

これはネット上で見た情報なんですが、別の情報では違うことが書かれていて本当のことなのかどうか、あやふやです、、、

 

 

 

でも「長期熟成させたお酒」という意味で「古酒」と呼ぶこともあります。呼ぶこともあるっていうか、「古酒」ってこのイメージですよね。何年間熟成させれば「古酒」と名乗って良いと言ったような決まりはないのですが、だいたい3年熟成させたもののようです。

 

「長期熟成酒研究会」という団体があるんですが、そこが「熟成古酒」として定義しているのは「満3年以上蔵元で熟成された、糖類添加酒を除く清酒」だそうです。

 

 

 

 

こないだお酒を買ったら、

『新酒』って言葉と一緒に『日本酒ヌーヴォー』って書かれていました。 

 

こういうの、いいと思うんですよね。

ボジョレー・ヌーヴォーがあれだけはやるんだから(最近は昔ほどじゃなさそうですが)、『日本酒ヌーヴォー』って書かれていたらそれまでワイン派だった人たちの目にも止まりそうじゃないですか。

 

いいきっかけになれば良いですよね〜^0^//

 

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。