酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

諏訪五蔵めぐり『横笛』『麗人』編  諏訪旅行記vol.3

今回の台風19号、ニュースを見ていると不安になってきますね。

「地球史上最大級の台風」って!!

 

少し前までなら「そうは言っても、まぁ大したことなく過ぎ去るんだろうな」と楽観的に考えていましたが、ここ最近の状況を見ているとそうも言ってられないですよね。

だんなは明日仕事の予定ですが「明日は休みになるかも〜」って言って、朝出かけて行きました。

さすがに休みかなとは思っているんだけど。。。?行ったはいいけど、電車の運休で帰ってこられなくなりそうです。

 

 

 

さて、諏訪旅行の話の続きです。

わずか500メートルほどの間に5軒の酒蔵が並んでいる上諏訪の街。先日、そんな諏訪五蔵の酒蔵めぐりをしてきました。

 

昨日は「真澄」「本金」の話をしましたが、今日は「横笛」「麗人」の話です。

よろしければ先にコチラの記事を読んでみてください。今日はその続きになります。

 

1、日本酒好きにはオススメの旅!5軒の酒蔵が並ぶ上諏訪の街@長野県諏訪市 諏訪旅行記vol.1

2、諏訪五蔵めぐり『真澄』『本金』編 諏訪旅行記vol.2

 

では、「横笛」と「麗人」へ行ってみましょう〜^0^//

 

酒銘の由来は平家物語、「横笛」の伊東酒造

「横笛」は、甲州街道を挟んで「本金」の目の前にあります。道路の両側に酒蔵があるなんて、こんな立地で酒蔵が並んでいる土地はなかなかないでしょうね。

 

f:id:baku1209:20191011141708j:plain

 

「本金」のドアを閉めたらすぐ目の前^^

 

ここではちょうど他のお客さんがいなくて、だんなと私の二人だけでした。

 

2つ目に飲んだお酒が、私は好きでしたね。そしてここでも、最後に美味しい梅酒をいただきました。確か、、、純米吟醸で仕込んだ梅酒と、純米大吟醸で仕込んだ梅酒とがあり、純米大吟醸の方は試飲できないとのことで純米吟醸の方をいただきました。

 

「横笛」という酒銘の由来は、平家物語の滝口入道と横笛の悲しい恋の物語にあるそうです。創業者の方も、悲しく切なく苦しい恋をした経験があったのでしょうか?

まぁ恋というものはいつだって、切なくて苦しいものかもしれないですけど^^

 

『横笛』

 伊東酒造株式会社

創業:1958年(昭和33年)

営業時間:平日8:30~17:00、土曜、日曜、祝日10:00~17:00

 

サイトはこちらになります。

www.yokobue.co.jp

「横笛」では酒蔵見学をすることもできるようです。

 

でも、、、せっかくだから酒蔵見学したい!と思ってメールをしたんですが、返事が来ませんでした>< 

 

一応、メールがちゃんと送れていることは確認しました。。。返信が迷惑メールに入ってないかもとりあえず確認したんですが、ありませんでした。電話で連絡を取ってみてもよかったのですが、直前だったため、もう今回は諦めました。

 

もしも「横笛」で酒蔵見学をしたいようなら、早めにメールをするか電話で連絡を取る方が良いかもしれませんね。

 

諏訪五蔵では、他に「麗人」でも酒蔵見学を受付けています。「麗人」の酒蔵見学は去年行きましたよ。

 

そして、、、「真澄」でも不定期で酒蔵見学をしているそうです。金曜日の午後のみで、しかも毎週ではありません。定員が10名ということで、すぐに埋まっちゃいそうですね〜。

 

参加費が2200円かかります。酒蔵見学って無料か、有料でももっと安いイメージだったので、さすが「真澄」だなって感じです。2200円でも行きたいかも。所要時間1時間半で試飲もできてちょっとしたお土産付きってことです。

 

 

 

 

日本酒だけでなく地ビールも生産、「麗人」の麗人酒造

「麗人」は200年以上の歴史がある酒蔵で、日本酒だけでなく地ビールの生産もしています。

 

f:id:baku1209:20191011182027j:plain

 

上諏訪駅から歩いてくると、まず目に飛び込んでくるのはコチラの風景かもしれません。

 

f:id:baku1209:20191011182319j:plain

 

大きく「創業寛政元年」と書かれていますね。 寛政元年は西暦で言うと1789年、フランスではフランス革命が起きていた年です。

 

寛政元年に創業していると言う証拠(?)もちゃんと残っているんです。創業時の母屋の棟札が見つかっていて、確かに「寛政元己酉歳卯月十四日」と日付が記入されているそうです。

 

それが書かれている棟札っていうのが、コレです。

 

f:id:baku1209:20191011183431j:plain

 

ガラスケースの中に飾られていました。まぁこの写真だけ見ても、見にくくて「歴史はありそうだけど何が書かれているかはよくはわからない」って感じかもしれません。

 

でも下の説明書きを見ながら木の板(?)を見ると、確かに「寛政元己酉歳卯月十四日」と書かれていました。

 

f:id:baku1209:20191011184115j:plain

 

写真では分かりにくかもしれませんね〜。

実物を見たら、「わぁ〜、なんか歴史ありそう」ってなりますよ^^

 

明治時代に改装オープンした時のチラシってのも残っていました。

 

f:id:baku1209:20191011184322j:plain

 

下の、色褪せて黄ばんだ紙がそうです。

このようなものが残っているっていうのもすごいですし、明治時代のチラシってこんな感じだったんだってとこにも感動でした。

 

こんな木の看板(?)も掛けられていました。

 

f:id:baku1209:20191011184821j:plain

 

よくわからないけど、歴史ありそ〜って思いませんか^o^

 

「眞是百藥之長」と書かれています。たぶんですが、、、「まこと、これ、百薬の長」ってことですね。いつの時代のものなのでしょうか?

 

と、まぁいろいろと歴史を感じるものが展示されていたんですが、そんなことより試飲ですよね^^

 

コチラが試飲コーナーになります。

 

f:id:baku1209:20191011190153j:plain

 

「麗人」はセルフで好きなだけ試飲ができるようになっています。右側の冷蔵庫から自分で気になるお酒を好きなだけ注いでいいんです。五蔵めぐりのクーポンを買っていなかったとしても、お猪口も用意されているのでそれを使って無料で試飲ができます。

 

正直、2000円の五蔵めぐりのクーポンって、本当に買った分だけお得なことがあるのかなぁと迷います。。。

(クーポンのことは

日本酒好きにはオススメの旅!5軒の酒蔵が並ぶ上諏訪の街@長野県諏訪市 諏訪旅行記vol.1 - 酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)に書きました。)

 

一応、クーポンを持っている人限定で大吟醸酒「希」が試飲できます。あと商品が5%引きで買えます。(JAF会員なら5%引きかも)

 

多少のモヤモヤ感は残るものの、まぁ五蔵を全部回って試飲したいならクーポンを買ったほうがいいのかな。。。?

 

試飲の後はお買い物です。

 

f:id:baku1209:20191011191543j:plain

 

「麗人」は他の酒蔵よりも広くていろいろな商品が並んでいました。たまに団体さんが来ると賑やかになりますが、その方達がいなくなるとまた静かになります。

 

地ビールも造っていて、いろいろ賞も受賞しているそうです。日替わりで、1杯100円で飲めるようになっていました。(日替りって聞いていたけど、私が行くときは去年も今年もいつも同じビールでした。)

 

コチラでは仕込み水も飲むことができます。出入り口を出てすぐのところに、仕込み水が自由に飲めるようになっているんです。

f:id:baku1209:20191011192235j:plain

 

左側の壁には大きく、こんなことが書かれていました。

 

f:id:baku1209:20191011192403j:plain

 

蔵見学は、この写真の右側から中に入って行くようになります。

 

蔵見学は4月上旬〜9月下旬までの平日のみで受付けているそうです。10月に入り、もう仕込みのシーズンに入ってしまったので今は無理なようですね。来年、暖かくなってから諏訪へ旅行されるようでしたら見学もしてみてください。詳しくはサイトで、、、

 

ちなみにトイレはこの写真の右側にあります。とてもきれいですし、蔵の方に確認しないで使えるのでありがたかったです。だって、飲んでるとトイレ行きたくなるんだもん^^

 

『麗人』

麗人酒造株式会社

創業:1789年(寛政元年)

営業時間:月〜土曜日9:00~17:30、日曜祝日9:00~17:00

 

サイトはコチラです。

www.reijin.com

 

 

というわけで、今日は「横笛」と「麗人」でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また来てくださいね〜

 

最後に残っている蔵「舞姫」には、女子にオススメのめちゃくちゃ美味しいお酒がありましたよ =^0^=

 

では、また。。。

 

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村に参加しています。ぜひクリックをお願いします。