酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

「ほしい物リスト」を使った支援って、いいと思う

千葉県の台風による被災、もう1週間に経つのに大変な状況が続いていますね。昨夜からの雨で避難勧告が出た地域もあるようで、心配です。

 

最初の数日、こんなにひどい状況になっているなんて全く知りませんでした。電気・水道が使えないというのももちろん大変ですが、ネットが使えなくて情報が得られないというのも不安ですよね。

 

他にも気になっている地域があります。横浜市金沢区の工業地帯や、伊豆諸島です。千葉の状況はやっと最近、ニュースでも時間をさいてもらえるようになりましたが、伊豆諸島の状況はほぼ知りません。

 

金沢区の工業地帯も大変だとは聞いているんだけど、あまり詳しい状況は知りません。うちからはすぐ近所とも言えるくらいの距離なのに。

 

本牧の海釣り公園でも甚大な被害が出ているらしいです。復旧の見通しも立ってないとか。。。ココは昔よく釣りに来ていたので心配です。釣れなくても、海を眺めて風を感じているだけで楽しかったんですよね。一度は(一度だけ)イワシが困るくらいに釣れすぎたこともあったなぁ。

 

今回の千葉の被災に対して、なんらかの支援をしたいと考えている人も多いと思います。

 

私自身はボランティアに行くことは時間的にも無理なので寄付かなと思っていました。どういう形がいいかなと思っていたら、、、現在は終了してしまったんですが、とても良い支援の仕組みを見つけました。

 

 

 

 

 

千葉市がAmazonの「ほしい物リスト」で支援を呼びかけ(9/16PM13:00現在終了)

千葉市がAmazonの「ほしい物リスト」の仕組みを使って、支援して欲しい物資の寄付を募ったそうです。(ただし9/16PM13:00現在はもう終了していて、そのサイトを見ることはできません。)

 

Amazonの「ほしい物リスト」に不足している物資がリスト化されていて、それを見た人が”購入する”をクリックするだけで千葉市役所に物資が直接送れるようになっているんだそうです。

 

この仕組み、すごくいいですよね。何か支援をしたいと思っても何をすればいいのかがわからなかったりするから、こういった仕組みがあると支援する側もされる側も助かると思います。

 

この仕組み、千葉市長さんが去年の7月に豪雨災害のあった岡山県総社市を訪問した際に話を聞き、良いやり方だからと研究していたそうです。訪問したのは今年の5月だったとのことで、それから4ヶ月後にすぐ役立ったんですね。

 

ブルーシートの支援を呼びかけたところ、1日足らずで必要な数を確保できたそうです。他にヘッドライトとLEDランタンも募っていたんですが、これも確保できたそうです。Twitterで呼びかけられていたそうですが、私は全然気が付きませんでした。

 

佐倉市でも同じやり方で寄付を募っていたようなのですが、そのサイトを現在見ることができないため、たぶんもう支援が集まったのではないかと思います。

 

心配なのはこのやり方をすぐに活用できない市町村です。トップが年配の方だと、すぐにこれをやるのは難しいかもしれない。。。停電状態だったり、ネットが不通になっている状態では、ネットを活用した支援っていうこと自体無理になる。

 

必要なところに、必要な支援が届いて欲しいですね。

 

Amazonの「ほしい物リスト」的なやり方は、今後どこで災害があってもすぐに使えると良いと思います。寄付をしたい側としても、この仕組みがあるとすごく助かるんですよね。

 

Amazonを使うんじゃなくて、、、災害があった時に国が即座にこの仕組みを立ち上げてってことは、できないのかな?

 

災害時の支援のやり方に思うこと

災害があった時、何か支援したいって思いますよね。今までに私も、多少なりとも寄付をしたりはしているのですが。。。そんな経験の中で今、思うことがあります。

 

東日本大震災の時、テレビから流れるあまりの悲惨さに私も何かしたいと強く思いました。でもボランティアに行くことはできず、寄付もあまり大きな額ではできませんでした。

 

この頃主人がお店をやっていまして、もともとギリギリの経営だったのに震災の影響も受けてしまい、正直経済的にかなりきつかったんです。

 

何かしたいけど、、、でも何もできない、、、そんな風に思っていた時に、Twitterで拡散することでもなんらかの助けになるって話があって、私もなるべくリツイートしたりしていました。ブログでも、ペットたちの被災についての記事を転載記事として更新したりしました。

 

あの頃は、そうすることで少しでも役に立つのならって思っていたんですよね。

 

でもしばらくしてから、Twitterは偽情報や、また既に救助されていても情報だけが残っていて逆に混乱させてしまったと聞きました。

 

(その後の災害でも、Twitterはいろいろ問題起こしてますよね。今回の台風でも何件かリツイートはしたのですが、この情報は正しいだろうなというものだけにしました。)

 

それから数年後、九州で災害があったとき(このところ災害が頻発しているので、いつのだったかはよく覚えていません)、Facebookで知り合いの知り合いが義援物資を集めていると聞きました。

 

信頼できる知り合いからの情報だったので、私もすぐに近所のお店で物を買ってダンボールに詰めて送ったのですが、、、意外と送料がかかったんですよね。

 

箱詰めも素人だから無駄な隙間があったりする。で、これを受け取った方も、いろんなダンボール箱でいろんなものが届いて、仕分けも大変だろうなと気がつきました。途中の配送の段階でも、なんか無駄がある気がする。。。

 

送ってから気づいたんですが、だったら最初からネット通販で宛先を支援先にすれば良かった。これから送るという人のために、Facebookにそんなコメントを書いたりもしました。

 

そんなことがあって、支援はやっぱりお金が一番いいのかも思いました。お金を送って、被災地の方が自分たちで必要なものを買ってもらうのかいいかなと。近くに必要な「物」自体がなくなるから、「物」を送った方が良いという話もありましたが、配送のことなど考えると無駄がある気がします。

 

で、今回の「ほしい物リスト」の話を聞いて、絶対それでしょ!って思ったんです。欲しいものを言ってもらって、それを買うってやり方が一番いいですよね。

 

できれば、、、災害が起きた時に国のIT関連の部署がすぐにこの仕組みをスタートさせて、そして寄付を募るって形がいいな。

 

ところで、、、災害が起きた時に支援をしたいと思っても、状況によっては何も支援ができないことってありますよね。ボランティアに行く余裕がないとか、経済的に大変で寄付ができないとか。

 

人生山あり谷ありだから、経済的にどうしようもなくなることもあります。誰もが経験することではないかもしれませんが。。。

 

そんな時、何もできない自分を責めないでください。何かしたいけど何もできないとジレンマに苦しまないでください。今は自分の生活でいっぱいいっぱいと言うのなら、まずは自分の生活をなんとかしてあげてください。そして次に何かあった時に、何かができるような体力をつけておいてください。

 

自分を責めないで。今のことはできる人たちでやるから大丈夫です。この次に何かあった時には、その時にはぜひ力になってください。

 

なぁ〜んてね。

 

残念だけれど、これからもまた今回みたいな災害って必ず起きます。そんな時にどう立ち直っていくかっていうことですね。

 

災害の時の用意、ちゃんとしようと思います。

 

 

とりとめのないお話、読んでいただきありがとうございました。