いつも立ち寄っていただき、ありがとうございます。
はてなぶろぐを始めてからもそれなりに経ち、だんだんと慣れてきたところです。
前にやっていたyahoo!ブログだったらもっと便利だったのに〜!みたいなことがいくつかありましたが、ブログによってシステム(?)が違うのだから、仕方ないですね。慣れるだけです。
イマイチよくわかっていない「はてなブックマーク」ですが、その扱い方をどうするか、やっと決めました!
前はセルクマしてコメントを残したり。。。と言ったこともありましたが、それよりも、これからは通常のコメント欄でコメントを残させていただくことにしました。
*ジークさんのやり方を参考にさせていただきました。ジークさん、ありがとうございます。
ジークさんのブログはコチラです。
はてブへのコメント、うれしいです。(もちろん、通常コメントもうれしいです。)
これからもよろしくお願いします。
で、今日は『嘉泉 特別純米 東京和醸』のお話です。
先日、両国にある「江戸東京博物館」へ行き、帰りに両国駅直結の商業施設「両国江戸NOREN」で利き酒をしたことをブログでも書きました。
期待以上に満足の「江戸博」と利き酒体験@両国 - 酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)
その利き酒をしたお店「東京商店」で買って帰ったお酒が『嘉泉 特別純米 東京和醸』になります。日本酒には珍しい華やかなラベルだったんですが、海外の方へのお土産にということも考えられているそうです。
『嘉泉 特別純米 東京和醸』by 田村酒造場(東京都)
このお酒のラベルは、他の日本酒とはちょっと雰囲気が違います。華やかで、お店で見かけてつい手に取ってしまいました。
ラベル部分をもっとアップにして見ましょう。
東京都の花「桜」と東京の「街並み」をイメージしたものだそう。
桜の花々の中に、よく見るとスカイツリーが建っています。
裏はこんな感じです。
『嘉泉(かせん) 特別純米 東京和醸(わじょう)』
種類:特別純米酒
精米歩合:60%
日本酒度:+2 ~ +4
酸度:1.6
アルコール度数:15度以上16度未満
価格:1600円くらい
田村酒造場
所在地:東京都福生市
創業:1822年(文政5年)
お味は、、、
買ってきたその日に、常温くらいで飲んだ時にはそれほどの感想もなかったんですが。。。(軽くお酒を飲んで帰っていて、しかもものすごく疲れていたせいもあると思います。)
次の日、冷蔵庫に入っていたものを飲んでみると美味しい!昨日はそれほど香りを感じていなかったんですが、今日はとても好きな香りがする。グラスを両手で持って温めるようにすると、華やかな香りが上ってくる。味も飲みやすくて、昨日とはちょっと違う気がする。昨日よりいい。
温度による違いなんでしょうか?
一応、蔵元さんとしては「冷酒」「常温」で飲むことを勧められていました。
『東京和醸』は海外の方へのお土産も目指している、、、らしい
ラベルにも東京の花「桜」と東京の「街並み」を意識して描かれていますが、このお酒は日本へ観光にきた海外の方のお土産用にということを意識して造られているようです。
また地方から観光に来た人が東京土産にされることも目指して、東京の「桜」と「街並み」がイメージできるイラストにしたそう。確かに東京土産で日本酒を買おうってあんまり思いつかないかも。
火入れは「瓶燗火入」で酒本来の風味を残し、芳醇な味わいに仕上げているとのこと。食中酒に最適とのことでした。
海外へのお土産ならこんな華やかなラベルにするより、筆で書かれたシンプルなラベルの方が受ける気もするけれど、、、味は良かったので、お洒落なお土産になると思います。
使用米について、、、
公式のサイトからの情報ではありませんが、使用米は「吟ぎんが」と「山酒4号」という情報もありました。
「吟ぎんが」については、田村酒造場さんのインタビュー記事にこんなお話もありました。
杜氏の高橋さんがまだ杜氏になりたてだった頃に、岩手(田村酒造場では以前、南部杜氏が酒造りを担っていました)へお米の勉強に出掛け、その時出会ったのが開発されたばかりの「吟ぎんが」だったそうです。
「吟ぎんが」は田村酒造場の中硬水の仕込水にもよく合い、また田村酒造場のオリジナル自社酵母にもよく合っているということで、その後ずっと使われているとのことです。
酒蔵の家訓は「丁寧に造って丁寧に売る」
田村酒造場さんでは昔から「丁寧に造って、丁寧に売る」という精神を守って酒造りされてきているそうです。目の行き届く範囲でお酒を造るということを長年大切にされています。
戦後は世の中の流れとしては甘い酒の方が人気で、田村酒造場の辛い酒はあまり売れませんでした。それでも時代の流れに流されることなく自分の酒蔵の酒の味を守り、1973年(昭和48年)に前代未聞の挑戦をします。
それは本来なら一級酒となるような高精白の本醸造酒を二級酒として販売するということです。これはとても画期的なことでした。優れた酒質のものを生活にも優しい価格で販売するということで、このお酒が今もベストセラーを続ける「特別本醸造まぼろしの酒 嘉泉」だそうです。(飲んだことはありません^^;)
そして今も、田村酒造場さんはいろいろな挑戦を続けているようです。
『嘉泉』という名称の由来
蔵元の初代がお酒を造ろうと決めたとき、まず第一の試練は仕込水を探すことでした。
田村醸造場は敷地内に玉川上水の分水を引き入れていて、水は十分にあるかと思われていました。しかし敷地内に井戸を掘ったりしてみても、仕込水として最適なものは見つからなかったのです。
いろいろな苦労しつつやっと手に入れた水は、発酵にも良い中硬水でした。念願の水を探し当てて初代は「良き泉!喜ぶべき泉!」と感動され、そこから『嘉泉(かせん)』と命名されたそうです。
田村酒造場のサイトはコチラです。
「丁寧に造って丁寧に売る」の家訓や、サイトに書かれていた酒造りへの姿勢などなど見ていると、ぜひ酒蔵見学へ行ってみたくなりました。でもここの酒蔵見学は10名以上での申し込みとのこと。。。無理じゃん。。。
酒蔵見学に行く前に、ここの他のお酒も飲んでみます!
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