酒猫ブログ(「酒と猫の日々」改め)

日本酒と猫、そして時々は横浜情報を織り交ぜつつ。。。

暑い夏には日本酒をロックで!、、、って、あり?

相変わらず、毎日暑い日が続きますね。

朝晩だけでももう少し涼しくなってくれるとうれしいんですが、、、昔は「熱帯夜」ってそんなに毎晩連続するものじゃなかった気がしますけど、今は「熱帯夜」なんて当たり前になりました。

 

今年は生まれて初めて、夜中じゅうクーラーをつけっぱなしで寝ています。28度設定で。。。

 

どちらかというとクーラー苦手だし、ケチ倹約家だから一晩つけっぱなしにするなんて数年前まで信じられなかったんですが、今年はもういいかって、、、我慢しなくても。

 

 

ところで、、、

昨日の朝、洗濯を干そうとベランダに出ると、ベランダの隅に動かなくなった蝉がっ!!でもまだお亡くなりにはなってなくて、ちょっとでも触れたら騒ぎ出しそうな、七日目の蝉くらいの雰囲気でした。

 

そのまま私は何も見てないことにして、後のことはだんなになんとかしてもらうとして無視することにしたんです。虫だけに?あ、ごめん、、、

 

お昼前に見たときにも蝉はまだそのまま、、、ただその蝉の回りに微かに蜘蛛の巣ができているような様子がありました。もちろん私は無視で。。。だって〜、突然動き出したら怖いじゃん。

 

ところが夜、暗くなってから見ると、、、あれ、蝉がいない?まぁ暗いからはっきり見えるわけじゃないし、明かりをつけてまでちゃんと見る気はなかったので、明日の朝に考えればいいやとそれで終わりました。

 

で、今朝、その場所を見てみると、、、

    やっぱり蝉がいなくなってる〜!!

だって昨日の状態だと、自力でどこかに飛んでいけそうな蝉ではなかったんです。蜘蛛の巣に囲まれ始めていたし、、、

      あの蝉はどこへ行ったんだろう。。。

どう片付けようかと迷っていたんで、まぁいいんだけど。

 

 

 

ってわけで、今日はロックで楽しむ日本酒のお話です。

そういえば、今朝もひっくり返った蝉を2匹見かけました。。。そういう季節ですね。

 

えっ、日本酒に氷を入れるの?

先日酒屋さんへ行ったところ、こんな感じのポスターを見かけました。

「夏はロックで旨い日本酒!」

 

え〜、日本酒をロックで飲むんですか?考えたこともなかったです。

 

どうなんだろうと思ったのですが、ロックで飲むための日本酒として勧められていた日本酒が少し気になったのと、それ以外の日本酒は欲しいと思えるものが何もなかったので、ロックで日本酒を買ってみることにしました。

 

 

『麒麟 夏陰涼風 純米吟醸原酒』by下越酒造(新潟県)

酒屋さんのポスターに惹かれて、買ってみたのがこの一本です。

 

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裏はこうなっています。

 

 

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『麒麟 夏陰涼風』by 下越酒造株式会社

種類:純米吟醸原酒

原料米:五百万石(80%)、越淡麗(20%)

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合:麹米(60%)、掛米(60%)

アルコール度数:17度(原酒)

価格:1500円くらい?

 

下越酒造株式会社

所在地:新潟県東蒲原郡

創業:1880年(明治13年)

 

「麒麟」っていい名称ですよね。(ビールにもあった気がするが、、、)

名称の由来はお城の名前なんだそうです。

下越酒造のある新潟県東蒲原郡には鎌倉時代に築かれた「麒麟城」というお城があって、それにあやかって日本酒の名称を「麒麟」にしたそうです。

へぇ〜、「麒麟城」ってあったんですね。カッコイイ、、、名前が。

 

サイトを見てみると、東京高輪の古酒バー「酒茶論」さん主催の「海中熟成プロジェクト」ってのに参加しているそうです。伊豆沖の海中にお酒を沈め、6ヶ月間熟成させるそうです。普通に保存したお酒と、海中熟成させたお酒とでの飲み比べもできるみたいで、面白そうですね。

 

7月中旬から販売が始まっています。まだあるのかな?ちょっと気になりますね。

下越酒造株式会社のサイトはコチラです。

www.sake-kirin.com

 

 

 

 

 原酒とロックで飲み比べ、、、ロックにするとまろやかになる!

 

さっそく、飲み比べをしてみます。

ロックと、ロックじゃない原酒との両方を用意します。

 

 

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ちなみに左側は頂き物の錫の酒器です。

右側は神奈川県茅ヶ崎市にある酒蔵「熊澤酒造」の蔵開きに行ったときにもらったグラスです。こちらに氷を入れてみます。冷蔵庫の製氷機の氷なんですけどね。。。

 

 

飲み比べてみると、原酒の方は私にはちょっと強いです。優しさがない、直接的に攻撃してくる。。。

 

それに比べてロックにした方は、とてもまろやかになっていました。舌への当たりが優しい。原酒はツンツンした角があったのですが、ロックにするとその角が取れてまろやかで飲みやすくなっていました。香りもいい。

 

私は断然、ロックの方が好きでした!

 

今まで日本酒に氷を入れるなんて考えたこともなかったんですが、「日本酒ロック」ってのも暑い夏にはいいと思います。

 

でも製氷機の氷じゃねぇ〜、、、少し置いておいたらすっかり氷が溶けていて(クーラーじゃなく扇風機にしてました)、薄まってしまってました。薄まった日本酒はイマイチ。。。

 

ウイスキーに入れるような大きい氷があるといいけれど、、、コンビニで氷を買う気がしない。。。100円ショップに大きい氷を作れる製氷皿(?)とかないかな?

 

 

実は昔の人も「日本酒ロック」を飲んでいた

調べてみると、日本酒に氷を入れて飲むっていうのは結構歴史がある飲み方みたいです。日本書紀にも夏には氷室から氷を出してお酒に入れて楽しんだみたいな記述があるんだとか、、、その頃の「お酒」って、、、どんなやつだっけ?

 

「日本酒ロック」、邪道と思う頭の硬い人には邪道なのかもしれませんが、飲んでみて美味しいならそれを飲めばいいんじゃない^^//

 

暑い夏にはひんやり冷えた日本酒ロックでカンパイってのもいいと思います。 

 

アルコール度数も下がるし、味もまろやかになるし、そしてグラスに響く氷の音もいいし、、、ぜひ、女性に勧めてみてください。責任は持ちませんけど。

 

私的には「原酒」は夏にはロックがいいなと思いました。溶けにくい大きい氷を入れて、少しずつ味わいが変わっていくのを楽しみたいですね。

 

もともとお酒って「原酒」に加水して、調整して出荷してますよね。じゃ、その加水具合を自分で調節して、その過程を味わうってのも。。。 ^0^ 

 

ぜひ一度、試してみてください。

 

 

 

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