先日、初めて両国にある『江戸東京博物館』へ行ってきました。
以前から結構面白い博物館だという噂は聞いていました、、、が、今まで特に行く機会もないままだったんです。
でも、今回実際に行ってみて、すっごく面白いスポットでした。「博物館」っていうとなんとなく堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
午後から出掛けて3時間くらいいたのですが、もう一度、次回は午前中から行って、もっといろいろ見たり触ったりして回りたいと思いましたね。
そしてその帰りに、両国駅に直結の商業施設「両国江戸NOREN」で利き酒してきました!
全然予備知識のないまま立ち寄った「両国江戸NOREN」。観光客や海外からのお客さんが楽しめそうな飲食店がいくつか入っていて、建物の中心にはさすがの両国らしく土俵もありました。観光案内所もあって、お土産屋さんも入っていたんですが、、、
立ち飲みで、セルフサービスで利き酒ができるお店があったんです。東京都内の酒蔵の日本酒が自販機に並べられていて、一杯(50ml)200円から試飲できるようになっていました。
今日はそんな両国観光のお話です。
目次
「江戸東京博物館」〜壮大な江戸の街のジオラマは一見の価値あり!
『江戸東京博物館』はJR両国駅西口から歩いて3分、都営地下鉄大江戸線の両国駅からは徒歩1分の好立地にあります。すぐ隣は、あの両国国技館です。
徳川家康が江戸に幕府を開いたのは1603年。それから現代まで約400年間の江戸、そして東京の歴史や文化などが紹介されている博物館です。江戸ゾーンと、明治以降の東京ゾーンとに分かれて、いろいろと展示されています。
こう説明してしまうとつまらなそうに聞こえてしまうかもしれませんが、全然そんなことはありません!
入り口を入ってすぐに実物大の「日本橋」の復元模型がど〜んとあります。橋の幅は実物と全く同じで、長さは半分なんだそうです。結構迫力ありますよ。
(昔の道幅って現代よりもだいぶ狭いと聞いたこともあったので)かなり立派な橋だったことにびっくりしました。いい写真スポットだと思いますよ。撮ってないけど、、、
その橋を渡った向こう側には江戸の街を再現した、壮大なジオラマがあります。コレもすごい!!日本橋界隈の江戸の街の風景、建物はもちろん街を行き来する人々などいつまで見ていても飽きません。
たくさんの人の模型が並んでいますが、一人一人違います。双眼鏡も用意されていて、ジオラマをじっくり眺められるようになっていました。残念ながら、写真はないけど、、、
見るだけでなく、実際に触れる展示物もいっぱいあります。大名行列で使った籠に乗ってみることができたり、火消しの使った「まとい」を持ってみることもできます。実物大の長屋があって、そこで暮らす人々の生活を覗き見することもできます。
見たり触ったりするものがたくさんありすぎて、江戸ゾーンだけでも「もうお腹いっぱい」って状態でした。
江戸ゾーンの後には東京ゾーン。ここでも昔の自転車に乗れたり、人力車に乗れたりと体験できることが多いです。そして平成までが展示されているから最後の方は懐かしい〜!知ってる〜!!みたいなものもありました。
「江戸東京博物館」〜ボランティアガイドさんのおかげかも!?
江戸東京博物館には無料のボランティアガイドさんがいます。それぞれの展示について解説してくれたり、江戸の暮らしについて見ているだけじゃ気づかないもっと踏み込んだ生活ぶりについて教えてくれたり、、、
実は今回、ボランティアガイドさんに案内してもらったんです。ガイドさんがいることは知っていたんですが予約はしてなく、現地に行ってから「ガイドさんっていいのかなぁ、どうしよう。。。」とだんなと小声で話していたら、「初めてだったらぜひ!」と声をかけてもらい、お願いすることにしました。
観光地ってたまにガイドさんいますよね。いつも「ガイドしてもらえたらいいな」とは思うものの、コミュニケーションが苦手な私としてはなんとなく敬遠していたんです。
でも今回は、ガイドさんについてもらえて正解でした!
展示物の一つ一つが面白くて見ていて飽きなかったんですが、それはガイドさんのおかげもあると思いますね。自分で展示物に書かれた説明文を読んで、なんとなく眺めてでは、ここまで楽しめなかったかも^^;;
一度はガイドさんの説明を聞きながら回られることをオススメします。
私は平日の午後だったため予約なしでもすぐガイドしてもらえましたが、タイミングによっては予約した方が良いのかもしれません。まぁなんとなく行ってみて、運良くガイドをしてもらえそうなら、ぜひガイドをお願いするといいと思います。
(イヤホンレシーバーを借りて展示物の説明を聞くこともできると聞いていたので、それをやってみるつもりだったのですが、これは展示物に書かれている説明を音声で読んでくれるだけとのことでした。)
ガイドさんのおかげで、3時間回ってもまだ見足りない!でも情報量が多すぎて頭が疲れて(足も)もうこれ以上はムリ〜って状態で博物館を出ました(閉館時間近かったため)。めっちゃ楽しい博物館見学でしたよ^^//
確実な情報ではないんですが、、、博物館を一度出ても、その日中なら再入場ができるかもしれません。次回は江戸ゾーンを見て、一度お昼を食べに外に出て頭をクールダウンさせてから戻って東京ゾーンを見る、、、という風にしたいですね。
江戸東京博物館のサイトはコチラです。
<江戸東京博物館>
東京都墨田区横網1−4−1
JR総武線「両国駅」西口から徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A4出口から徒歩1分
開館時間:9:30-17:30(土曜日は9:30-19:30) 入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)、年末年始
常設展観覧料:大人 600円(480円)
大学生・専門学校生 480円(380円)
高校生・都外の中学生・65歳以上 300円(240円)
都内在住、在学の中学生・小学生・未就学児童 無料
JAFの会員や、その他にもいろいろな条件をクリアできると( )内の割引価格になります。(詳しくはサイトで)
我が家はJAFの会員のため、二人で1000円以下でものすごく楽しむことができました!しかもこの暑い時期にクーラーの効いた涼しいところで過ごせる!
夏休みにどこへ行こうか迷ったら、暑い屋外へ行くよりも、こーゆートコもいいんじゃないですか?
JR両国駅の西口から右手側へ出ると、すぐに両国国技館があります。それを左手に見ながら歩いていくと、江戸東京博物館へ繋がる歩く歩道的なもの(?)がありました。ただ私が行った日は休止していたため、よくわかりません。
階段もあるのでそれを昇り、3Fのチケット売り場まで行きましょう。1Fにもチケット売り場はあるようですが、3Fへ行った方が面白い気がします、たぶん、、、
チケットを買ったら、、、
こんなエスカレーターで6Fまで登ります。
宇宙船にでも乗り込みそうなデザインです。
途中の壁には、、、
こんなイラストが描かれていて、わくわくしました。
残念ながら、博物館内の写真はありません。(写真禁止なわけではありません。最初にガイドさんの話を聞いて一周し、そのあとでもう一度写真を撮りながら回るつもりだったんですが、一周しただけで力尽きました。。。)
代わりに、、、帰りがけに江戸東京博物館から両国国技館を見た風景です。
とても綺麗でした。
「両国江戸NOREN」〜「東京商店」で利き酒体験
江戸東京博物館を出てからあまりに疲れていたので、まずは両国駅側のサンマルクでお茶しました。それから両国駅西口に直結している「両国江戸NOREN」へ!
「両国江戸NOREN」にはお寿司や天ぷらなど、両国っぽい飲食店(?)が12店舗ほど入っています。日本人でも外国人でも、せっかく両国に観光に来たんだから食べたいね〜というような飲食店です。
観光案内所もあって、お土産屋さんもあります。
飲食店には日本酒もいろいろ揃っているようでした。外からのぞいただけなので、はっきりしたことはわかりませんが、、、
そんな中、自販機で、セルフサービスで利き酒ができるお店がありました!(立ち飲みです)
それが「東京商店」さんです!!
店の奥に入ると自販機が3台並んでいます。左手奥の自販機から「純米酒¥200」「吟醸酒¥300」「大吟醸酒¥400」となっています。どれも一杯50mlです。
利き酒用のおちょこが用意されているので、このおちょこを取って自販機に入れ、100円玉(100円玉のみ、両替機があります)を入れてボタンを押すと、1杯分が出てくるんです。
こんな風になっていて、もちろんお水もあります。そして熱燗用ちろりもありました。使わなかったですけど、、、
簡単なおつまみも用意されています。
そして「江戸東京博物館」帰りの方には朗報です!
「江戸東京博物館」の半券を持っていると、¥300のおつまみ3種盛りが¥100になるんです!!
(他にもこの建物内の飲食店では、「江戸東京博物館」の半券・「北斎美術館」の半券などでドリンクサービスや10%offみたいなお得プランがあるようでした。)
もちろん我が家も、、、
二人とも頼みました。
もう一つ、真ん中にあるおつまみは豆腐の味噌漬けです。
お酒は、、、私はオススメと書いてあった「豊島屋酒造 金婚 純米吟醸」と「東京港醸造 純米大吟醸原酒 江戸開城」を飲みました。どちらも美味しかったです。
こんな風に書かれていて、お金を入れておちょこを用意し、緑色のボタンを押せば出てきます。
こんな「東京蔵元MAP」や、、、
東京都内にある9つの蔵の説明が書かれた表もありました。
酒蔵見学が可能かどうかも書かれていて、地図を見ながら「今度はココの蔵に行こう」とか話しつつ、飲んでました。
お土産用に日本酒も買えたので、一本買って帰りました。
観光の人だけじゃなく、仕事帰りの人とかも気軽に立ち寄ってる感じでしたね。日本酒だけでなく、ビールなども置いてあるようでした。
というわけで、今日は長文になってしまいました。
読んでいただきありがとうございました。
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