先日、街の古本屋さんで、珍しい本を見つけました。
ある意味貴重そうな本なので、ちょっと紹介させてください。
まだほとんど読んでなくて、これから読むところなんですけどね。
『日本酒物語』 初版 昭和35年
それがこの本です!
ちょっとボロボロですね〜
年季が入ってます。
コレ、1000円で買いました。
で、定価はいくらだったんでしょうか??
なんと、300円です!!
実はコレ、昭和35年に出た本なんです。
昭和35年に300円って、今だといくらくらいの価値になるんでしょう??
「井上書房」をネットで調べて見たのですが、それらしいものは出てきませんでした。もしかすると、もう無いのかもしれません。
「○○物語」ってのはシリーズで出していたようで、他にも「ビール物語」や「珈琲物語」などもありました。
日本酒の造り方について写真で紹介されているんですが、昭和35年当時の豊島屋酒造の様子が出ているんです!
上半身裸の男の人たちが、手作業で蒸米を崩している写真などがあって、結構貴重な写真なんじゃないかなぁって。。。
本文には「ウイスキイ」「ぶどう酒」なんて言葉もあります。
でも文章自体は意外と読みやすそう(古い言葉の文章ではない)なので、ちゃんと読んでみたいと思ってます。
昭和35年って、まだ特定名称酒なんてのもなかった時代ですよね。三倍増醸酒とかが出回っていた時代に書かれた本なのかと思うと、どんなことが書かれているのか興味津々です。
面白そうなことが書かれていたら、また紹介しますね。